水の違いもあるのか、空気の違いか、オランダは頭皮が乾燥する気がして。1年半を過ぎてだいぶ慣れましたが、季節によっては頭皮の乾燥が気になったりします。そんな話。
そもそも、湯シャン派
7年くらいはシャンプーもコンディショナーも使わない、湯シャンのみで過ごしてきたんです。バリ島時代はたまにソープナッツ(ムクロジの実)で洗うくらいとか。オランダに来て、オーガニックプロダクトが手軽に買えることもあって、ついついシャンプーに手を出して、洗髪の数回に1回はシャンプーを使っています。
オーガニックシャンプーといっても、ラウリル硫酸ナトリウムが入っていなくてもsodium coco-sulfate(ココアルキル硫酸ナトリウム)は入っているプロダクトが大半。これはナチュラル志向のオランダ人友人に言われてはっとして確認したら、家で使ってるものに入っていたんですが、結局頭皮への負担は自然由来とかオーガニックっていっても同じじゃん、と。
その後は友人にもらったココアルキル硫酸ナトリウムの入っていないシャンプーを使ってるのですが、やっぱり湯シャンに戻ろうかな・・・と思ってはいるところです。
うちのバスルームじゃなくて泊まったホテルのバスルーム
乾燥で頭皮がかゆくなる
室内の暖房が常時ついていることもあって、たまに頭皮が乾燥してかゆくなる時があって。子ども達の学校でシラミが流行ったりすることもあるから、結構頭皮については気にしてるのですが、原因はやっぱり乾燥みたい。
頭皮のマッサージ用に、我が家はヘンプシードオイルを常備してます。これで頭皮をマッサージしてからシャンプー、コンディショナーで大抵の乾燥や頭のモヤモヤは解消。夫もよくやってます。
ほかのオイルってどうなのかな、と。
シラミに関しては2つ過去記事あり。アロマ会でも人気のしらみ予防ヘアスプレー作り。
ヘアケアにキャスターオイル(ひまし油)を使う
アフリカ系の人たちがよくいく美容ショップなんかに行くと、ヘアケア用オイルとしてキャスターオイルが売ってる。キャスターオイルはひまし油といわれ、とても重いテクスチャーでベッタベタ。グロス風リップクリームを作るときなどによく使います。あとはシミ取りのカソーダとか。妊娠中の肝臓にひまし油湿布とか。
ヘアケアにキャスターオイルを使うのは、彼らの広がりやすい髪質を抑えるためだと思っていたのだけど、ググってみたら、いろんな効果が。
・育毛効果
・毛穴の汚れを落とすとか
・血行を良くする
・デトックス作用
ヘアケア、特に地肌のケアに使えることが判明。(興味のある人はキャスターオイル ヘアケアとかでググってみてください。いろいろ出てくるよ)確かに、まつ毛の育毛のためにキャスターオイルを増すからみたいに塗るって聞いたことがあるな。
ということで、使ってみました。
こってりと重たいオイルなので、手のひらに載せて両手のひらをこすり合わせて温度をあげ、少し扱いやすくしてから地肌のマッサージ。私の髪の毛は細いし絡まるし長いし痛んでるしの四重苦なので、なんかこれだけで大変な感じ。髪の毛全体ではなく頭皮のみに使いました。
でもしっかりマッサージしてからシャンプー、コンディショナー、ドライヤーで乾かしたら、いい感じにしっとりしていて、髪の毛も落ち着いた感じになってくれました。
ただ、オイルを使って泡で流すってのは、水を大量に使うし、水質汚染に繋がるなこれは・・・排水管も汚れそう。
頭皮の血行は皺予防にめっちゃ大事
キャスターオイルは重たいオイルだからこそ、マッサージの刺激が程よく伝わってリンパを刺激したり血行を良くしたりできるのだと思うので、この「重さ」をうまく使えたら、アンチエイジングにはよいのではないかな。
頭皮が柔らかく、血行が良くなるとほうれい線の出方や顔のたるみはかなり変わってくる。しかも結構即効性があるし。頭皮に使わないにしても、首、肩、顔のマッサージにはもうちょっと積極的に使ってみようかな。
頭皮の血行促進なら、ヘナのほうがまだ扱いやすく水も汚しにくいとは思うのだけれど、たまにはキャスターオイルもいいかもな、と。手元に使いきれないキャスターオイルがある方は、一度お試しください。