2017年のクリスマスの話も忘れないうちに、書いておきましょう。
サンタさんからのクリスマスプレゼント
我が家のサンタさんは夢のあるものか、創造的な何かをサポートするものをくれることが多いようです。天然石とか。まったく実用的なものではないので、子どもたちもおもちゃなどを期待していない様子。
14歳 外出用のスケッチブックと色鉛筆セット
7歳 木
5歳 スケッチブックとパステル
というのが、今年サンタさんにもらったものでした。
オランダは12月5日にシンタクラースさんからのプレゼントも貰うのと、三男は12月生まれということもあって、クリスマスのプレゼント自体はとても軽い感じです。
クリスマスの過ごし方
それぞれの学校で、持ち寄りのクリスマスディナー。いつもより少しおめかしをして楽しい時間を過ごして来ました。中学校は、学校がディスコ状態になるのだけど、うるさいのが苦手な長男はクラスでのディナーが終わったら帰宅してきました。
そして、クリスマスはヨーロッパ式に家族で過ごす。といっても、連日のごちそうにお腹も疲れているので、参鶏湯とチヂミ、キンパ、チョレギサラダ、ナムルというヘルシーな韓国料理ディナーに。参鶏湯、シンプルな材料で簡単にできるのにおいしかった!
テーブルクロスをかけて、特別に子ども用シャンパンを開けて、楽しかったですね。
そして25日は教会のオルガンコンサートへ行ってきましたよ。
あ、クリスマスツリーなのですが、去年の鉢植えをそのまま育てて今年も利用しました。1月6日が過ぎたころになると、道端にはクリスマスツリーがどんどん捨てられていて(回収されてチップになります)悲しい気持ちに。日本の門松みたいなお正月飾りと同じ扱いなのだと思うのだけれどねー。育つ限りはこれを育ててみます。
7歳のクリスマスプレゼント 我が家の伝統
7歳には「木」が贈られました。
これは現在の14歳が7歳のとき、(ちょうどハリーポッターブームだったのもあって)魔法使いになりたい!と言っていた時に、サンタさんが魔法の杖にするイチイの木をプレゼントしてくれたことからストーリーは始まります。
その後震災と原発事故があって木は運ぶことができず、当時の家の庭に置いたままにしてしまったのですが
小学生のお勉強が始まって、なんだか現実的なところと空想的なところが入り混じる現在の次男にも、やはり「木」がいいんじゃないかな、と。そんなサンタさんの意図があるようです。
木に魔法の力を宿すには、きちんと世話をして育てて、自分自身も育たないといけませんからね。
長男は7歳のクリスマスプレゼントに何をもらったか、という話から、「僕にも魔法の木がくるのではないか」と期待する次男。
30センチくらいの小さなヨーロッパイチイの苗木とお手紙。
自分で木を世話して育て、それと一緒に彼自身も育って、いつか魔法が使える日がくるかもしれない、と。
そして魔法は、きっと、誰にでも使えるものだから、ね。
・・・ちなみに、イチイの木はヴォルデモートの杖に使われているものです。善と悪両方にきちんと向き合って、それを愛にかえていける大きな人に、育ってほしいなぁ。
今5歳の三男が7歳の時にも、きっと杖になる木をプレゼントするでしょう。そして、子どもたちのこの木を植えてあげられる場所を「子どもたちの帰ってくる場所」として、用意してあげたいな、と思っています。