先日7歳になったばかりの次男が、はじめての成績表をもらってきました。久しぶりのオランダ教育話。
実質groep3からが日本でいうところの小学生
オランダの小学校、Basisschool は4歳のお誕生から始まり、義務教育となるのは5歳から。4,5歳のgroep1,2はkleuterklas=幼稚園と呼ばれます。オランダは、留年飛び級も関係なく、進度によってフレキシブルな対応となるので、目安です。実質groep3からが日本でいう小学校にあたり、しっかりとお勉強がはじまります。
次男くんの学校については、このあたりの記事がよいかな
進級についてはこのあたりの過去記事がよいかしら
次男は5歳になる少し前にgroep1,2の合同クラスに入って、6歳9か月、夏休み明けの新年度にgroep3に進級しました。
あぁ、こんな小さかった子がもう小学生なんて。バリ島時代の写真が出てきた
オランダ小学校、はじめての成績表!
そして今日、はじめて成績表のファイルを持ち帰ってきました。
読み書き計算、音楽やアート、体育、ソーシャルスキル、マルチメディアへの対応などが、五段階評価でプリントされていました。
先生からのコメントを読んで、次男が次男らしく学校生活を送っているんだなぁ・・・と
ちょっと安心。とても思いやりがあって、みんなに目を向け、ジョークを言ったりしてリラックスさせたりする、みたいなことが書いてあります。あとは鉛筆の持ち方がまだ時々サポートが必要と。
帰宅してからは遊んでばかりで、全然勉強サポートはしていないのですが、そろそろ次男用の鉛筆でも買ってあげなくちゃだなぁ・・・と思っているところ(学校では鉛筆1本も全部支給されています。)
そして、いまはフォニックスのような、文字の読み方を習っているので、読めるようになったもののディプロマまでもらってきました。この頃からディプロマの重要性を刷り込まれるんだな、オランダは・・・・(苦笑)
名前が全部小文字なのは、オランダあるある。
読めるのがうれしくて、なんでも声に出して読むので、先日は脱毛サロンの窓に貼られたメニューを大声で読んでいました。母さん若干恥ずかしいです。
転校とか、今後のこと
今の学校は移民学校ではあるけれど、オランダ人の子どもも通っていて、そのまま言語ができるようになってもgroep8まで在学することができるよう。保護者間では、「どの学年までは評判よいらしい」とか、そういう話も聞いたりします。ま、人によって言うことが全く違うんだけど。
学校にも慣れて、親友も出来たから、このままでもよいかなぁと考えたりはするのだけれど、自分たちの教育方針に近いオルタナティブ系のメソッドの学校に転校させたい、という思いは消えない。
メソッドにとらわれるつもりはないけれど、特にこれからのパーティーシーズン、ジャンキーで賑やかな学校(学校でディスコタイムがあるし、ラップや性的表現を含む流行歌を歌っていたりとかね)と我が家が子どもに良しとするものの温度差に、疲れてしまうところがある。
友達の家に遊びに行ったりすることも増えてきているし、価値観が近い人たちといたほうが、子どもたちのこれからを考えたら、生きやすいんじゃないかな、と思う。別にM&Mとオレオに溺れた幼少期をあえて選択する必要はないんじゃないかな、と。(もちろん家では禁止。でも学校では食べてくる。)
転校も視野に入れつつ、住環境や仕事や、ほかの2人の学校のことや、様々なものを加味して、よい選択肢が浮かんでくるとよいなぁと思っています。