最近、重い話題が続いたので、軽く参ります。いくつかオランダ暮らしスタートに関する、私たちのケースを書いてほしいという声もいただいているのでちょこちょこオランダネタもアップしていきます（遅くなってごめんなさい！）
電気・ガス・水道。ライフラインの契約。
我が家は、大家さんがオランダ外に在住なこともあって、不動産屋さんが管理をしてくれています。といっても、不動産屋さんが、一般の賃貸物件を扱う不動産屋さんではなく、店舗用の物件を専門に扱っている不動産屋さん。我が家の賃貸については、きっと彼らの仕事の中ではおまけみたいなものです。
インターネットは大家さんが契約しており、家賃に含まれていました。電気、ガス、水道は自分で契約する必要があったので、そのサポートも不動産屋さんにお願いしまして、電気とガスは大手エネルギー供給会社ENECOへ申し込み。
銀行口座ができていなかったので、２カ月はGWK銀行に振り込み用紙を持参して、現金で支払い（振込手数料だけで１０€近くかかるの！）現在はオンラインのアカウントも取得して、請求書もウェブ発行、月々の支払額も自由に変更できるように設定。
水道については、入居時にメーターが見つからず、そのまま放置されておりまして。。。。質問したいこともあるから、アポを取りたくてＳＭＳを送っても返信がないとかばかり。
その後「自分でメーター探せ」と言われて家探ししても、見つからず。ネットでも日本語、英語、オランダ語で、普通オランダでは水道メーターがどんなところにあるのか、とか検索したのですが、ヒットしたものを元に探してもわからず。結局大家さんに連絡を取ってもらって、メーターのありかを聞くことに。
書いて投函しなくちゃいけないのに・・・・
学校でも、不動産でもそうですが、営業時間外に送信したメールは、翌営業時間になってもスムーズに処理されない印象。すぐに忘れちゃうのか、わからないことを放置する傾向にあるのか。いくつか質問事項をリストにして送っても、その中で１つわからないことがあると、返信がずっと来ない、とかが多いと感じます。
オランダだけじゃなくて、アロマ関連でイギリスとやり取りしててもそんな感じです。日本のカスタマーサービスが異様にいいのかもしれないですね。質問ひとつするのもコツがいるなと思っています。もっと英語ができればガンガン電話したほうがよいんだろうけど・・・
水道メーターはじゅうたんの下だ！
ようやく大家さんから返信があったようで、「エントランスのじゅうたんの下だ」と不動産やさんからSMS。オランダは、メーターは自己申告なので、室内にあるのですが（私はメーター探しで、屋外の、しかも道路にある水道の謎の蓋までこじ開けて指を負傷。）入居時に、不動産屋さん、じゅうたんの下見てたよなぁ。。。お掃除に入ってくれていたおじさんにも聞いていて、「ネイ！」って言われてたよなぁ。。。
どうも信用できない。しかも、先日工事が入って、じゅうたんを新しいものに張り替えてしまっていて、接着剤のようなもので絨毯を固定していた気が。
じゅうたんやさんに行った話はこれ。
https://hitomiarai.info/2016/09/20/post-1956/
本当にここなのか。この下なのか。
ちなみに、電気のメーターは、普通の部屋の柱の一部分がパカっとあいて、そこにメーターが隠れていました。なんだか忍者屋敷みたいだぞ。
じゅうたんはがして、大捜索開始
思い立ったら、やらずにはいられない！善は急げ！・・・って、自分が忘れるのが怖いからなんですが。三男をお供に捜索開始。
まず端からじゅうたんをはがす。端に金づちのくぎ抜きをバールのように使い持ち上げてみると、簡単に外れました。糊の意味なし！
緑色のクッション材？パネル？のようなものが敷かれています。つぎはぎだらけ。
これをめくると、木の板がでてきました。このあたりの家は１９３０年前後に建てられたアパートメントが多いので、たぶん我が家もそのくらいの築年数。古いこの木とか、いったい何年前のものなんだろう。歴史を感じます。
不動産屋さんが見ていたのは、玄関のほうだったのですが、もっとめくってみると、中央部に怪しい場所発見！
あった！！
無事、水道メーターを発見しました。
自分でメーターを読んで提出
入居して、もう２カ月経過してしまってるのですが、とりあえず指定の紙に、メーターの数値を記入して投函して終了。とりあえず、懸案事項のひとつであった水道メーターが見つかって、一安心。やらなくてはならないことがいっぱいあると、精神的に追い詰められるので、こういう解決は地味にうれしい。
これに書いて出すだけ。
最近、毎日のように保健センターやら税務署やら、銀行やら、あっちこっちから手紙が届いて、読むのがすごく大変なので、もうひとつづつ、ひとつづつ、小さなことをこなしています。こうやって、新しい場所での暮らしを立ち上げていくのは大変だけど楽しい。
今はネットもあるしgoogle翻訳もあるから、本当に簡単にできるけど、便利なもののない時代に移住された方たちは、本当に時間もかかって苦労なさったんだろうな、と思います。尊敬。