先日、お友達に教えてもらって、市民農園?市民牧場?に行ってきました。
動物と触れ合える!
私の住むハーグ市には、いくつも市民牧場があります。一番最寄りは自転車で1キロちょっと。オランダらしい風車のある景色を通り過ぎて、市民農園へ。
市民農園リンク
http://www.denhaag.nl/en/residents/leisure/to/City-farms-in-The-Hague.htm
日本滞在中に、動物を触ったり、餌をあげたりするのが楽しい、と気づいた我が家の子どもたち。広い柵の中にいる、各種ヤギ、羊、牛、建物にいたモルモット、ウサギ小屋のウサギさん、鶏などにフィーディング。柵の中に入って、ふれあうことができます。(餌に寄って来るので、写真が撮れませんでした)餌は50セント?触れ合うのは無料。
農園も楽しいよ。
ここでは採取した野菜やはちみつの販売なども行っているようです。農園もハーブやお花がいっぱい!畑の横では堆肥を作っていました。
マリーゴールド?カレンデュラ?はどこの国でも見るなぁ。強くて万能。
10本で1ユーロで花束作れますって、看板もどこかにあった。
秋ですねぇ。コスモス。
google翻訳が正しければ、ハーブを摘める・・・みたい。
セージとかタイムとか、普段使うハーブがいっぱい
チビが「わーーーこんな形の種だーー」って感動してた
身近なところにあるハーブ。
スーパーにいけばハーブポットが売っていて、いつでも育てられる。大手スーパーの春のプレゼントは、野菜の栽培キットだったりもするようで、日本の暮らしよりもオランダは農的なものが身近にあるなぁという感じがします。この農園は学校の研修でも使われるようです。次男の学校の横にも、地域のの農園があります。
この農園も、お年寄りや、親子連れがたくさん訪れていました。遊び盛りの子が楽しいのはもちろんなんだけど、ママ+お友達+ベビーカーの赤ちゃん で、ハーブをちぎって匂いを嗅ぎながら、ずーーっとおしゃべりしたりしていて、あぁ、この人たちの暮らしの中にこの場所は当たり前のようにあるんだなぁとちょっと感動。
しっかり区切って手入れして、人に手出しをさせない、とっちゃだめ!という厳格な市民農園ではなく、ある意味野放し、取っても怒られなそうなところがオランダらしいというか、より楽しく植物に触れられそうなところ。
バリ島で欧州をルーツにもつ子どもたちとアロマクラフト会をしたことがあります。彼女たちは当たり前のように友達同士で、ハーブの効能について話をしていました。生活の中に当たり前のようにハーブを取り入れ、昔からの知恵が生かされているんだなぁと感心したことは、私がヨーロッパに住む原動力のひとつにもなっています。
市民農園の植物との触れ合うためのデザインは、ちょっとヒントをくれた気がする。いや、デザインってほどじゃない、たぶん適当なだけなんだけど。
子どもを叱らなくてすむ、場所
土のあるところ、自然や植物に触れられる場所だと、子どもたちに「○○しなさい」と怒るようなこともなくて、穏やかでいられる。買い物に連れて行ってもすぐに疲れちゃうしぐずっちゃうし、余計なものを触るし。やっぱり、もっともっと大自然の中で子育てしたいなぁ。
小さな橋を渡って、生い茂る木でかくれんぼをして、丸太小屋のデッキからジャンプして。それだけで、いいんだ。遊ぶってことは。