ちびたちの通うオランダ移民学校、最近のこと。

クリスマス一色だった学校生活も終わり、我が家の4歳6歳(オランダ小学校1・2年生クラス)どんなことを学校でしているのかなというお話。なかなか面白いですぞ。

学校に泥棒がやってくる?!

ある日興奮をして帰ってきた次男。どうやら事件が起こったようです。話をまとめると以下の通り。

悪い泥棒がやってきてね。警察がやってきて、泥棒をばーん!ってやっつけた
友達もばーん!って、ち○ち○のところを蹴ったら、
ギャーって泥棒が転がった。
それで、警察が泥棒を縛って連れて行った
警察は鉄砲も持ってるよ。すごい強いよ。

そんな大変な事件が日常にあるわけがない、というか、平和なオランダ、そんな事件があったらニュースにもなるでしょう。
どうやらこれ、全部「やらせ」みたいなんですよ。

警察とか悪いことするとどうなるのか、という。教育です。

この冬、運河が凍りました。

悪い人がいたら警察にいう、が、世界の一般常識ではない

日本で育った私たちは、悪い人を見かけたら110番!というのが当たり前なのだけど、悪い人がいたら、その人をその場で何とかしなくちゃいけない。そんな国のほうが、もしかしたら世界の中では多いかもしれない。

銃を向けられたら、こちらが銃を抜くくらいしないと、命が守れない地域はたくさんある。
やったらやりかえせ!って。そんな国いくらでもありそう。
悪い人がいたら、警察にいう、悪いことしたら警察に捕まる、ということも、
たぶん移民の多いオランダでは教える必要があるのかもしれないね。

移民学校のすごいところ

移民学校は、心理面からもすごく考えられてカリキュラムが作られている気がする。内部の人に聞いたわけでもないのだけれど、牙を抜き、ルールを教え、オランダという大きな枠の中で生きていけるようにするプログラム。子ども向けのセラピーを学んだ私から見ると、感心してしまうものばかりだ。

時に中学生の子どもたちの制作でモンスターを作らせ(悪を作品として表現させ)
流行を取り入れて欲求も満たし(スポーツやちょっと前ならピコ太郎やマネキンチャレンジ)
チビたちにゼブラの塗り絵をさせ(しまうまは白黒が共存して成り立っている)
家庭では母語絶対。
それでも、やっぱりオランダ語ができないと、最終的には受け入れてもらえない。

いかに人間を落ち着かせ、目的をもって学びを深めていくための環境を作るか、ということに長けているなぁと感じるのです。

今はお医者さんの勉強!

警察ネタが終わり、最近は病気になったらお医者さんが診てくれて安心、という学びを行っている様子。ちびたちのごっこ遊びもお医者さんごっこ。
先生が流す歌も、病気の歌。
(次男にIk ben ziekってパソコンに入れろと言われ動画を検索)

ちょっとアンニュイなこのメロディーwよく次男が歌っています。

単語力が日本語よりもオランダ語が増えてきているので、「これは日本語でなんていうんだ」と聞かれることもしばしば。今日は「包帯」という単語を教えました。

いい香りのムスカリ。

この後の予定?

2月の終わりに、マルチカルチャーフェスティバルなるイベントが控えていて、このお医者さんブームのあとは、きっと各国のことを知るようなプログラムが使われるのかな。

そのあとはイースター、そして春を迎えるのかな。

お読みいただきありがとうございます。

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