育児ストレスと、自分の時間、自分のリズム。育児歴12年の私のヘタな育児っぷり

昨日は、久しぶりに限界が来てしまいまして(笑)糸がぷつんと切れ、機嫌が悪く、泣いたりしていました。今日は、ママネタってことで、育児中のママたちに、育児歴12年を超える私の「ヘタな育児っぷり」をご紹介してみたいと思います(恥)

子育て中にはつきものだと、もはや達観しているところもあるので気楽に読んで、笑ってくださいな。
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私が優しいママ?まさかー(笑)

この声質というか、喋り方のせいか、ベビーマッサージや、アロマ、胎内記憶や絵本の講座なんかもしていたという仕事柄のせいか、「子どものこと怒鳴ったりなんかしなそう」とか、「優しいママ」って、よく言っていただくんですが


いやいやいやいやいや

もう、太字どころか、このブログ初の赤字にしますよw

我が家には12歳・5歳・3歳の男児がいるわけで、私の子育て関連の講座を受けられた方はご存知だと思いますが、怒鳴るし、暴言は吐くし、すねるし、泣くし(もちろん私が。)
親としての尊厳や、大人としての体裁みたいなものを度外視したようなガチンコ子育てをしています。子ども達に会ったら聞いてみてください。

お父さんとお母さんどっちが怖い?

って。

間違いなく「お母さん」って答えますから。

毎日、子どもに対する態度に反省をします。もっとこうすればよかったって、自分を責めま
す。結構粘着質なので、同じことでくよくよします。

かごの中の鳥

ママ達の一番の悩みは「自分の時間が取れない」ということだと思うんです。今回私が、限界に来てしまったのも、まさにそれ。今までも、何度も限界は来ています。

我が家は子ども達みんな家で教育しているので一日中、親と一緒にいます。台北の町中の家は、子ども達だけで外に遊びに出られる環境でもなくてたまに、近所の小学校に遊びに行くくらい。幸い、相方が在宅していることも多いので、普段は夫婦一緒に、そして交代で子どもたちをケアしています。相方は子育てにはとても協力的なので、いつも遊んでくれます。

しかし最近、相方が新しいCDの製作期間に入り、仕事が忙しいため不在。そして、毎日続く冷たい雨。狭い家。缶詰。

3人(+帰宅すれば夫も)いるわけで、みんな、私と話しをするチャンスを伺ってる。
「ママー」(長男)
「おかあさーん」(次男)
「マミーちゃーん」(三男)
「あのさー」(夫)
鳴り止まない、私を呼ぶ声・・・・

自分が鳥かごの鳥になってしまったような、自分のリズムを刻むメトロノームが、強制的に止められてしまうような、そんな感覚。

うきゃー(叫)
重たい文章だわ!!!

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思春期の長男とちびーズ

我が家の場合、特に、12歳の長男とチビちゃん2人のリズムがあわない。

勉強の邪魔をしてみたりチビちゃんをおちょくって泣かしてみたり、作った積み木を壊されたり、両方が両方、お互いに影響を与えあっています。三男がお昼寝をしたいのに、五月蝿くしてみたりね。ご自宅で2名以上の子育てをされている方は、きっと同じことで目が三角になったりしてるんじゃないかな。

素敵な文章を書くことで評判の長男ですが
↓以前の投稿↓

クリスマスに貰った、長男くんからのプレゼントは、彼の自作のお話でした。 お祝い事については、結構マメな男です。 長男の心が詰まっ...
12歳ですから、口が達者で、反抗するし、でもぼけてるし、幼いし、腹が立つことも多いです。今日も私と喧嘩したし。そんな兄弟だけど、やっぱり仲は良くて、おやつでもなんでも、必ず他の兄弟のことを思ってる。素晴らしい子達です。

ただただ、自分に気を向けてほしいという純粋な欲求から、子ども達は声を発し、うるさくし、ときに水をこぼし、物を壊すわけだ。

なんて素晴らしい人間的な行動(涙)

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世間の声ってあるよね

「好きで子どもを生んだんでしょう」とか「昔の男性は、子育てなんか協力しなかった」とか「子どもが小さいうちは子どもをみる”べき”」とか(うわー 私、大っ嫌いだわ、これらの声)色んな声があるよね。

でもさ、子育て環境も、経済状況も、社会情勢も、親や子どもの性質も、みーんなひとりひとり全く違うんだよね。それは海外に住んでいなくって日本の中だって同じだ。

経済活動ももはや男性だけのものでもないし、ライフスタイルも様々だ。安心して子育てのできる社会なんてものは、とうの昔になくなった。

だから、「大変なのは今だけだから」とか「もっと頑張らなくちゃ」とか、そういう言葉が欲しいわけじゃなくって、「大変な今」を認めてほしくて、可能なら「救いの手」が欲しいんじゃないか と思う。

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寝ることとか食べることとか

私は、もう授乳期間が連続5年を超えているので(三男妊娠中も出産後もタンデム授乳で次男にも授乳してた)5年間、夜4時間以上連続して寝たことは無いと思う。相変わらず夜も授乳していて、いつのまにか次男が布団に潜り込んでくるので、シングルサイズに次男と三男と私、3人で寝てる。

夜については、相方はいままで基本的にノータッチ。というか、とても人のエネルギーに敏感な彼の睡眠を邪魔しないため、可能な限り別部屋で寝ていました。

私は、「眠り姫」を自称するくらい、元来寝ないとダメなタイプだけど、最近は、上手く寝られるようになってきた。夢を見すぎた朝はちょっと疲れてるけど、お昼寝までしなくてよくなってきました。でも、ちょっと前まで「寝られないとダメダメ」でした。子ども無しで、ひとりでお昼寝する時間をたまに作ってもらっていた。
食べることに関することでも、食事中に5回くらい立ち上がるのは、今でも日常だからなー。「マミー食べさせてー」って甘えてくる3歳児もいるし。
本日、私に「Mr.ドロップ」と名付けられた、こぼす天才の5歳児もいるし。

ひとりでゆっくり食べたい、という気持ちを持っていた時期もあったけど今は、特に食事に関するしんどさは感じていない。

ひとりで過ごせる時間には、大抵ひとりで食事をすることはしなくて、食事は抜いてしまうとか、パンかじって終わりとか。ひとりでご飯とか、どうしていいかわからない。家族みんなでワイワイニコニコ食べる方が、幸せ。

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自分がやるべき「家族のこと」の時間

家事を充分にできないとか、明日のお米がないとか、旧正月の準備がしたいとか(はーい、私でーす)ありますねー、そういうの。

相方がせっかく「自分の時間をとりなさい」って時間をくれたのに、家族の夕食の買い物をして、みんなのためにご飯を作っているという。

でも、この自分の仕事が満足にできることで、満たされることもあるんだよね。

子育て時間と愛情はまったく比例していなくって、例えば働きながら子育てをしている人だって、ベビーシッターさんに子育てを任せている人だって子どものことは充分に愛しているわけだ。それはバリ島でベビーシッターさんを雇っていたから、本当に実感してる。
ママが子どもから離れたからって、愛情がないわけじゃない。というか、なんでママだけが子どもをみないといけないってのが一般常識みたいになってるわけ?日本。海外の他の国や、ちょっと前の農的な暮らしをしていた日本の社会だって、みんなで子育てをして、みんなで働いてそうやって生きて来たんじゃないかな
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じゃあ自分の時間ってなんだ

「自分の時間に」ひとりでご飯を食べたい人もいるだろうし、美容院に行きたい人もいると思う。映画を見たり、友達と飲みに行ったり、洋服を買ったり。
そういう「自分の時間」を求めるお母さんたちもいる。

その時間を持つことで、ニコニコまた育児ができたら、いいよね。たった数時間の、誰かの助けが、本当にリラックスできる時間になれば、よりよい子育てができるような気がする。行政や民間の一時保育の施設を使うことも、良いと思う。何も心苦しく思うことなんて無いと思うの。(最低条件として子どものことは最優先、だと私は思うけど。)
私は、「自分の時間」に、「何をしたいか」と自分に問うてみると

「自分のリズム」を取り戻したい。
そう思っていることに気づく。
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誰の手も触らずに、自分だけで歩くとか、
ふと空を見上げるとか、
ゆっくりと、お茶を香るとか。

自分の内面に向かう時間
自分の感覚や感性を思い出す時間


そう、「取り戻す」時間。

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それは、実は私の場合、家族と一緒にだって出来て、家族みんなで、山にハイキングにでも行けたら本当に幸せなんだ。キラキラしてるんだ。
うちの相方は、私なんかよりも先に私に必要なことを気づいてくれる人なので、ありがたい限りなんだけどね。

つらいときは泣くしかない

もういっぱいいっぱいになって、笑顔も作れなくなって、ずっと固まった顔のまま、ふてくされていて。一日の最後の子育て仕事である、寝かしつけのときにぽろぽろと泣き出してしまった昨日。
なにって、


自分のふがいなさ
に。
相方が製作に集中できる環境を作ってあげられない、アーティストの妻なんて、もういないほうがいいよね。
もっと優しくてニコニコ子育てできる母じゃなくて、もう、お母さん失格だわ、私。
くらいは、思います。

久しぶりに、また朝が来るのが怖いと思った。で、また、夜寝る前に泣いた。泣くと、すっき
り、発散されることもあるから、どっぷり浸かるのも、あがるためには大事。

自分の感情を認めてあげるのって、すごく大事。
だって、無理なものは無理だし
人にできることが、自分にできるわけじゃない。

子育ては、長い道のり

12年子育てをしていたって、3人子育てをしていたって、この波は時折やってくる。全然成長してないって言われたら元も子もないわけだけど
いやいや、子どもたちも成長して、自分もちょっとは精神的に成長して「求めるものや質」が変わるわけですから


うまくガス抜きができなかったら、大人だって

泣いてみても、愚図ってみても、いいんじゃない
きっと、立ち上がるのが、上手になる。
ちょっとづつだけど。
今朝も、暗い気持ちでいたけれど、かけがえの無い一日を、笑って過ごすのも泣いて過ごすのも、私次第だなと思って、ココロを入れ替えた。

珍しく雨の降らない日。午前も午後も寒空の下子ども達と遊んで(しかも苦手なボール遊びにも!!)小学校のグラウンドも6周走ったよ。

子育てって長いんだもの。中学生になっても、高校生になっても、多分子ども達が中年のおっさんになったって、縁あって出会った子どもたちだからさ、
ずっとずっと、見守っていくんだ。

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いかがでしたか

育児歴12年の「私のヘタな育児っぷり」笑っていただけましたか?なんと4000字超え。
こうやって、たくさんの人に見守ってもらいながら子育てをしていること。毎日泣いたり笑ったり、子ども達からたくさんの宝物を貰っているんだと思います。

なによりも「今」を大事に、自分も子どもも、成長していけたらいいなと思います。無理せずに、我慢せずに、自然な関係で、親子も、夫婦もいられたらいいなぁ。

お読みいただきありがとうございます。

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