今日は待ちに待ったろうそく作りのワークショップ。申し込んだ頃はまだろうそくを灯していなかったけれど、もはやろうそくの光のない暮らしは考えられない、冬の薄暗さ!楽しんできました
デンハーグ養蜂協会
以前の記事に書いた、わが町の養蜂場。こちらで購入させていただいたみつろうは、とっても香りがよく滑らかで、クリーム作りなどにも使用させていただいています。
ろうそくというのは、昔から宗教儀式に使われるもの。その土地でとれたもので明かりを灯し、空気を清浄にしていくというのは、しごく当たり前のことのような気がします。バリ島でも儀式用のみつろうがあるそう(malem スペルは合ってるかわからない・・・マレムというものです)
この前作ったもの。左から、チビたち用の固めラベンダー&カレンデュラオイル入り、ママ用パプリカ浸出油とキャスターオイルでちょっとつや感のあるもの、鼻の詰まりやすい14歳用のユーカリを入れたすっきりタイプ。私のは色を出すために白いみつろうペレット、それ以外は、ハーグ産みつろうを使用。
みつろうキャンドル作りワークショップ
今回はディップして長いろうそくを作るのではなく、すべてシリコンモールドを使ったもの。
見本を選んで、モールドを受け取り、型サイズにあった紐を使用します。
型の準備ができたら、溶かしたろうのところへ。おじさんの奥にあるのがろうの入った機械。専用の機械なのか、グリューワインとか作るものなのかわからないのですが、いいなぁ、これ。
チビのサポートもしてくれて、熱々のろうを流し込んでいきます。
周囲が固まるまでは動かしちゃダメ!これは裏面になります。
このハート形のものなど、ろうそくではなく飾りとして使うモールドもいくつかありました。香りもよいし、飾っていても良いかも(あ、いま思ったけど、クリスマスツリーの飾りにするって手もあったね!)
周りが固まったら外へ。外気で冷やして固めます。この左の天使の型が、クリスマスツリーの飾りになるんじゃんねぇ(今気づいたので悔しい。ものすごい悔しい。)
リップスティックの講座だと、「一時間はくりくりって出しちゃだめですよー」って私はお伝えするのですが、リップスティックの太さの何倍なんだ・・・というキャンドル。いくら外気温が低くてもなかなか冷めない
常に人気記事にランクインしてる、リップスティックのレシピ記事。
まだ触れるとほんのり温かいのですが、しっかり固まったところで、型から出す。
子ども達、感動。
まだ強く持つと指の跡がついてしまう程度です。底の紐をカットし、安定させ、芯にろうをつけます。そして色付け。蜂だけをゴールドに塗るつもりが、塗るのが楽しくなってしまう子ども達。
結局2つずつ作りました。左が三男、右が次男。
ゴールドの洋ナシ型・・・なんかすごいゴージャス。
本人たち曰く「もったいないから使わない」そうで。ま、そうだよね。
静と動のバランスをとる、子育て
シンタクラースのお祭り以降、わいわいザワザワとしがちなパーティーシーズンですが、こうやってじっくり作業ができたり、あたたかさや柔らかさを感じて、自分で製作をすることができる時間というのはとても大事な時間。
子ども達がちょうど欲していてた、静の瞬間が(それでも騒いでましたけど。静かな瞬間というのはある)作れてよかったなぁと思います。仲の良いお友達と一緒だったので、終わった後もサッカーに行き、大満足の一日でした。
この静と動のバランス、もっと大事にしていきたいなぁ。
次は家で、ディップするタイプのろうそく作りを久しぶりにしようかなと思っています。
あぁ、冬もたのしいねぇ。