楽器の運搬というのは、飛行機の移動が多い人にとって、とても頭を悩ませる問題です。
今回、バリ島に置いて来た長男のアコースティックギターを台湾に運んできたいこともあり、航空会社に聞いてみました。
今日は、そんなことも含めた、我が家の楽器運搬履歴をご紹介したいと思います。
楽器は基本壊れ物、手荷物で
楽器というのは高価かつ、個体差も大きいもので、補償問題がとても難しいもの。
預け入れ荷物にはせず、自己責任で機内への持ち込みが基本になります。
機内持ち込みなので、重さは航空会社によっても異なりますが、5−7kg。
頭上の収納棚に入れられるのがベストです。
入れられない場合、ひと席購入しそこに置く、というのが一般的な航空会社の見解のようです
我が家のクリスタルボウルなどの楽器は、全て頭上の収納棚に入るサイズにパッキングして、機内持ち込みをしています
楽器を預け入れ荷物にする場合
大きく見解がわかれるのが、預け入れ荷物として楽器を預けてしまう場合。大型の楽器などは、そもそも機内への持ち込みが難しいですよね。
JALやANAなどの航空会社は、ギターやコントラバス用の楽器ケースを貸し出ししてくれる場合があり(要事前予約)ストレスなく、安全に楽器を運搬することができそうです。
ハードケースで楽器を安全に梱包できる場合は預け入れ荷物の20キロとか
(これは航空会社によって異なります)以内におさめれば無料。
日本からバリ島にギターを運んだ時は、ガルーダインドネシア航空が、スポーツ用品(サーフボード)、自転車、楽器は預け入れ荷物とは別の無料枠で運ぶことができたので
ソフトケース内部をダンボールでがっちがっちに梱包して、預け入れをしました。
これは運でしかない気がするのですが・・・・無事届きました。
現在ガルーダインドネシア航空で、この無料枠がなくなってしまい、自転車のみが、預け入れ荷物とは別枠で無料で運搬できるようです。楽器やスポーツ用品は、預け入れ荷物の枠内で、オーバーしたら追加料金ということのようです。
以前、沖縄→バリ島への引っ越しの際は、他の荷物と一緒にクリスタルボウルをがっちりダンボール梱包して預け入れしたのですが、見事に2つ割れてしまいました。
ダンボールのように、扱いやすい形状になっている場合は、運搬時に投げられてしまったり、手荒く扱われる可能性もあるので注意が必要です。
さぁ、バリ島から台北にエバー航空でギターを運ぼう
ということで、行ってきましたエバー航空。我が家から徒歩3分(笑)
カウンターで問い合わせ。英語が通じました。
「機内に持ち込む場合は、1シート購入してください」
と言われたので、
「厳重に梱包して、預け入れ荷物にすることは可能ですか?」
と聞いたら、OKとのこと。
今回、私と三男の2人のフライトで20キロ×2人分の荷物を預け入れることが可能。
その枠を超えてしまった場合は、有料になる、ということで
私のフライト情報に、ギターを預け入れ荷物で運搬する旨をremarkしてもらいました。
何事も先手先手で
こういうことを、バリ島で手続きしようとすると
ほんっとうに、うまくいきません
ほんっとうに、うまくいきません(大事なことなので2回言いました)
チェックインの限られた時間で、たくさん人が待っている中で、担当者の気分によっても違うし、チェックインカウンターがエバー航空のカウンタースタッフではない外注の場合もある。
分からないことがあったら、ぱぱぱっと検索したり、すぐに担当に繋げてくれて、そしてすぐ担当が来るとか、そんなフレキシブルな対応は、してもらえるはずはない、と。
なので、先手先手を打って、こういうことは済ませておくに限ります。これは、赤ちゃんのバシネットもそうだし、フードリクエストもそう。荷物がやたら多い場合も、事前に言う場合と、当日カウンターで言う場合では超過料金が異なる場合も多くあります。
トランジットのサポートが必要な場合とかもそうですね。できることはやっておいたほうが、ストレスが減ります(まぁ、「言ってたのにやってくれない」ってストレスはある場合も。)
正規のチケットを取る場合、チケットを取る前の段階で持ち込み荷物についての相談をすると、優遇してくれることもあるようです。
旅に楽器があると、楽しいんですよね。音楽関連の方、是非楽器運搬のこと、色々シェアしましょう