台湾でインドネシア気分。台北地下街で東南アジアを満喫してみる。

台湾はインドネシア、マレーシア、ベトナムなどからの出稼ぎ労働者の多い場所です。女性はベビーシッターや介護などをしているようで、街で目にしない日はありません。そんな彼らが集う場所は、私たちバリ島に住んでいた私たちにとっても、なんだか懐かしい場所。

なんで台湾でインドネシア?って思うかもしれませんが、とってもエネルギッシュでおもしろいですよ。今日はそんな場所をご紹介

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広い広い、台北地下街。インドネシア人向けのお店があるのはこの辺り

台北地下街は、中山地下街と連結していて、MRTの駅なら雙連ー中山ー台北ー北門 と、4つの駅にまたがっています。エアコンが適度にきいて雨が防げて、車にぶつかることもないので、雨の日や空気の悪い日なんかにも、子ども達を歩かせられる場所。よく4駅歩いてます。

といっても誘惑の多いゲームやアニメ系のショップが多いのですが、家でくすぶっているのが嫌なときは、雨の日はしょうがない。ぶらぶらウィンドーショッピング。安い靴や服、天然石や健康グッズ、雨具屋さんなんかも、やっぱりここが便利で安い!休みの日はダンスの練習の若者たちや、そして海外からの労働者でごった返します。

map
クリックすると大きくなるよー

地図左端、北門駅から入ると、まずはメイドカフェ街wその後に何軒もインドネシア料理屋さんが並んでいます。食材屋さんも一軒あります。どんどん1駅分歩いて突き当たり、地図でいうと右端の赤い星印のあたりに大きな食材屋さんアリ。
ジルバブ屋さん、インドネシア人向けの携帯屋さんもあり、インドネシアのTELECOMSELやTriなんかのSIMのプルサもチャージできるみたい。あとは3GのSIMが買えます。

インドネシアにはまだまだ4G端末が少ないみたい。「2016年に入ってからバリ島でも4G携帯が出て来たよ」、と2月にバリ島に行った時に携帯屋のお兄ちゃんが言ってたのですが、まだまだ少ない。私たちがバリ島から台湾に来た時、持っていた携帯が3G回線の携帯で、台湾のSIMでは対応していなくて、4G機に携帯を買い替えました。その後ここを歩いているときに、

DI JUAL 3G SIM(3GのSIM売ります)

の文字を見つけて、びっくり!何だーここで買えばよかったかぁと。

他にもインドネシア語の看板や表記も多いのですが、一番驚いたのが

PINGAMAN UANG(借金)

・・・お金借りられるんです。

働き始めなどでお給料が出る前など、お金を借りたいこともあるかもしれないよなー。彼らの口コミ力なら、借り逃げとかできない気がする。すごいなインドネシアンコミュニティー。

インドネシア語はマレー語ととても近くて通じるので、マレー・インドネシア系の人達に必要なものはここでそろう!って感じの、素晴らしい場所です。異国でこれだけ、自分たちの生活の中にあるものを展開している力強さを感じます。

ここはインドネシアかと間違えそうな品揃え!まるでバリ島のスーパーみたい

地図で★マークをつけた、インドネシアをはじめ、アジアン食材などが売っているお店、本当に色んなものが売っています。店員さんも、インドネシアの人もいて、ついついインドネシア語を使ってしまいそうな、そんな雰囲気。

kulpuk
クルプック(各種おせんべい)も充実。3袋で100元(380円くらい)
indomie
インスタント麺も色々。これでミーゴレンが作れるよー。ジャンクだけど、懐かしい味。
minuman indonesia
minuman indonesiaも。生理の時に飲むJAMUドリンクキランティまであるよ。
sariwangi
お茶好きの台湾人の前で、このサリワンギを出すなんてw信じられない。でもこれがいいんだろうなー。お砂糖をたっぷり入れてね!
しんずい
笑ってしまうバリ土産でも人気の「しんずい」美白石鹸です。
mustikaratu
ジャムー印の多いムスティカラトゥの商品も台湾で買える。これは化粧水。
tempe
そして、感動なのはテンペ!!!あの大好きなヘルシーフードが台湾で買えるなんて!450gで60元(200円くらい)は、お安いと思います。そりゃぁバリならもっと安いのだけど、日本はこれの4倍くらいするはず。日本へのお土産で買ってもよいくらいだよマジで(要冷蔵)

テンペ菌も置いて来てしまったので、うはうは言いながら軽く揚げ焼きして食べました。塩でもお醤油でも。私はバリで買って来たサンバルをつけて。
数日前に買って来て、やっぱり、毎週1つは買おうと心に決めました。
大豆イソフラボン大事なお年頃だし。

これこれ。バリで買って来たサンバル。ちなみにABCのサンバルも、BANGOのケチャップマニスも、もちろん売っています。

インドネシア料理も充実。サテにバクソにナシチャンプルにソトに・・・

これは北門駅側のインドネシア料理屋さんのメニュー。
是非拡大してみてみてー
masakan indonesia
一番安いナシゴレンで100元(日本円だと350円くらい。ルピアなら37000rpくらいかな)
そりゃ現地で食べるよりは高いし、台湾ローカルの魯肉飯だけだったら、30元とかで食べられますから、「高いご飯」だとは思うのですが、それでも食べたい気持ちが分かる。我が家も何度入ろうと思ったか・・・・

この辺り、土日はインドネシア語マレー語しか聴こえないくらいの大混雑をして、お昼時などはお店に入れないほど賑わっています。注文しているものをみると、ナシチャンプル方式で、しかも結構大量にみんな取っていて、一週間分のインドネシア味を食べ貯めしてるんじゃなかろうか・・・というくらい。
私は、バリのものが好きで、バリの味付けしか食べたがらないようなバリ人をたくさん見ているので、異国でも自分の国の味を大事にする気持ち、なんだか納得。
ほんっと、デートして、セルフィーして、電話して、店頭でやってるマハーバラタ観て、あぁ、インドネシアだなぁここは・・・・そんな気持ちになります。
新店
新店も休みの日はインドネシア人率高い!

出稼ぎインドネシア人の休日。せっかくなのでインドネシア語で話しかけてみた。

台北地下街以外でも、公園とか自然の多い所なんかに集う傾向があるインドネシア人。私たちが、土日に「お出かけしよーっと♪」って出かけると、大体、会います。好みが似ているw

たまーに話しかけると、日本人がインドネシア語を話すので驚かれますw我が家は、三男にいたってはインドネシア生まれですから、話が結構弾むんです。

彼女たちは、お年寄りの介護をしていることが多くて、今の台湾の介護世代は、日本が統治していた時代の人達も多く、日本語を喋ることができます。だから、介護のお手伝いさんも、日本語が少し喋れたりする。聞いてみると、インドネシア語、中国語、英語ちょっと、日本語ちょっと くらいは話せるという人が多いです。すごい順応性というか、賢さというか・・・
出身地聞くと、たいがい聞いたことがない島の名前だったりすることが多くて、覚えられない。インドネシアの島の多さっていったら!

近所の公園でも、夕暮れ時には車いすのおじいちゃんおばあちゃんのお散歩の付き添い来るお手伝いさんが、楽しそうにおしゃべりに花を咲かせていて、我が家の子ども達は大喜び。

シロツメクサ

色々な人種がいて当たり前、の暮らしは、優しくなれる。

次男が3年半ぶりに一時帰国したときのこと。彼はまだ歩き出す前に日本を離れているのですが、日本に到着してすぐ「ねぇ、日本人ばっかりだよ」「日本語しか聴こえないよ」とカルチャーショックを受けていました。

私たちの住んでいたバリ島ウブドは、観光地でもあるので色々な国の人がいるし、インドネシア人自体も色々な人種がいます。台湾は、目立って外見の大きく違う人がいるか、というとバリ程ではないけれど、それなりに外国人もいる。

台湾の人でも英語を喋る人もたくさんいるし、台湾も単一民族国家ではなく、たくさんの民族の人たちがいるので、黒い目と髪でも、顔立ちが違う。電車のアナウンスも英語を含め4つくらいの言葉でアナウンスされるので、色々な言葉が耳に入っている生活。

我が家の子ども達の場合は、もはや「みんな同じ」ということに違和感があって、色んな人がいるのが当たり前なんだなぁと不思議に感じます。色んな文化があって、色んなバックグラウンドがあって、「自分と違う」ということが前提にあることで、優しくなれる気がする。「人」に興味を持てるような気がする。私なんか、肌が白いだけで「外人」というあだ名をつけられて、いじられた学生時代を送っていますから(結構傷付いた)外見や人種で判断しない子ども達に育ってくれたらよいなぁと、心から思います。

台湾の人の温かさと、程よい緩さ、そして溢れる生命力は、海外暮らしで疲れた私たちを癒してくれた。まさに「日本人としてのアイデンティティを取り戻す」ために台湾にいる気がする。まだまだアジアの活気と、大事なものが残っている。日本よりも。

台湾という場所が、私たちや、子ども達の居場所のひとつにもなって、本当に子ども達を見守って育ててくれる素敵な仲間ができて。彼らが大きくなってまたここを訪れた時、どんな印象を持つのだろう。どんな気持ちになるのだろう。
最近は、そんなことをよく考えます。

chinese new year

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