バリ島5日目からしっかり高熱を出し、特に咳が酷かった三男くん。こういうときに自分のブログは備忘録になる
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バリにいるんだから、バリらしいこともしなくちゃね
ということで
例の怪しい水
一番最初のバリ島を訪れたのは今から10年以上前。喉の弱い私は、旅の最中、冷房でやられた喉をケアするために、ローカルにも人気の、こちらを購入していました。
バリ好きの方にはおなじみ、KAKI TIGA(三本足)とかLARUTANと呼ばれるものです。味の全くしない水。コップに注がれていたら、普通の水だと思うかも・・・というような
特徴のない液体なのですが、コンビニや商店、ワルンなどでも売られています。私は、これ、効くと思うんだよなー。。。。
何で出来てるか、調べてみた
そうそう、10年前はネットで調べても、インドネシア語がそんなにヒットしなかったりして
内容物は謎のまま、飲用していたのですが、今回、10年の時を超えて、重い腰をあげ調べてみました
輝かしいJAMUマーク付き。
一時、JAMUマークの摘発があって、たくさんの商品からJAMUマークが消えたときがあるのですがこれは残っている。ということは、期待できる???
アジアの喉に効く水 注目の成分は
Gypsum Fibrosum 石膏
Galcareous Spar 炭酸カルシウム
Bahan-bahan lain sampaiその他の材料
その他って何だw
英語のwikiで調べたら、Three leg water は漢方の一種だと書いてありました。
別のプロダクトの写真で、石膏+炭酸カルシウム+イオン水とかいてあったのだけど、
このインドネシアバーションのKAKI TIGAに書いてある
その他って・・・水????だけ???水なら水って書けば良いと思うのだけど・・・
石膏=硫酸カルシウムは、消炎・解熱・利尿作用があるので、漢方では比較的使われる中薬です。インドネシアの伝統療法JAMUの世界では、kapur(石灰)が同様の効果で使われることもあります。産後のお腹や子宮の引き締めに、石灰と生姜系を混ぜた湿布剤のレシピをみたことがある。その石灰ってのは、炭酸カルシウムのほうですね石灰と石膏ってのは、全く違うもののようだ。
JAMUの本でおすすめ
「ジャムゥ インドネシアの伝統的治療薬―歴史と処方の解釈」という本なのだけど、もう手に入らないのかな・・・・この本にもkapurを使ったレシピが出てきます。
著者である高橋澄子さんがかかわっている本は
これとか
何に効くか
ボトルに書いてあるところによると、喉の痛みや口内炎(ヘルペス)、便秘などにも効果あり。体内の熱を取ってくれるので、熱の花ヘルペスには、確かによく効くという実感があります。喉が乾いたような痛みがある場合でも、落ち着くことが多いです。だから、子どももほしがる。
石膏という中薬が入っているので、使用量も決まっています。大人、子どもによって摂取量が異なりますのでボトルの記載をチェックです。
まぁ、その他の材料って、ちょっと気になるけど・・・
大人用も子ども用も、フレバー付きがあり。薄甘い人工甘味料の味ですが、これだと喜んで飲むお子さんもいるかもしれないですね
こんな物の手も借りて、無事に帰ってきましたよ