(自称)世界一ボロボロのエルゴ。まだまだ現役、我が家の「子育ての盟友」抱っこ紐について語ります。

保育園落ちた・・・で少し前に話題になった抱っこ紐エルゴ。我が家は次男が生まれたときからのエルゴユーザーです。ボロボロになっても、一番下の子が3歳になっても、まだまだ手放せない「子育ての盟友」を今日はご紹介します

エルゴは「ママのステイタス」?いえいえ、命と健康に関わる大事な問題です。

世界中で愛されているエルゴの抱っこ紐は、お値段1−2万円。必ず抱っこ紐ランキングのベスト3にはランクイン(というか、大抵1位)という人気のアイテムです。

保育制度の改善を求める署名活動をしていた”保育園に子どもを入れられなかったママたち”が、揃ってエルゴの抱っこ紐をしていたことが「ブランド抱っこ紐なんて使ってお金持ちだ」みたいな批判をされた事案がありました。衝撃。何でもいちゃもんつける時代だな今は。。。
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抱っこ紐は、我が子の命を守る大事なツール。子どもをおんぶするときに、抱っこ紐からするりと抜けて落下、なんていう事故は、結構あちこちにある話。信じられないことが、結構起こるものです。

四六時中ずっと抱っこをして買い物をして10kgのお米を運んで、フライパンを火にかけて調理をする日々。年の近い子どもがいたら、前後に抱っこなんて、日常。腕の力がへなへなと抜けてしまうようなことも、実際あるんだよね。

エルゴだけを推奨するつもりはないのだけれど、「身体にあった抱っこ紐」を選ぶべきだと思うのは、3人の子育てをしてきて、本当に重要なことだと思う。

一人目のときは、生後2ヶ月からの抱っこ通勤+パソコン仕事で、腕の付け根の神経が圧迫されて指先のしびれや感覚の以上で整形外科に駆け込んだことがある。2人目のときは、続く抱っこで尾てい骨付近に激痛が走り立てなくなってしまったことがあって、カイロプラクティックの先生に治療してもらった。三人目は(すでに2歳になってからだけど)ぎっくり腰も。

産後半年をかけて骨盤はゆっくりと元に戻っていって、それがきちんと戻らないと、その後の体調不良や更年期などにも影響する可能性がある。その時に身体に大きな負担をかけて、抱っこし続けるには、できるだけ身体にあった抱っこ紐を使う必要があると私は考えます。

私はベビーマッサージの講習をしていたときに、のべ1000人くらいのお母さんやお父さんにカウンセリングとマッサージ指導をしてきたのだけど、すごく腰痛率高いです。あとは腱鞘炎と、尿漏れ。日本の場合は、子育ての中心人物はママな家が大半。ママはそれだけ身体を酷使してる。

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生活環境によって、ベビーカーの使用が難しい。バスや電車にベビーカーで乗るのはまだまだ厳しい日本。道が笑っちゃう程ガタガタで、ベビーカーなんて使えないアジア。私の子育てをしてきた環境は、抱っこ紐なしで子育てをするのは、本当に厳しいところばかりでした。

結局、どうでも良い抱っこ紐で身体を壊すよりも、身体にあった抱っこ紐を使う方が、結果「安くつく」ということは、あるかもしれませんね。

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歩けーもっと歩けー(願)

育児用品、出産準備品の値段の高さ。ミニマルな子育てのスタートを。

一人目の時、育児雑誌に乗っているチェックシートに添って、たくさんの出産準備品、育児用品を当時は「新品で」全部揃えました。+お下がりがたくさんやって来た。お祝いでもいっぱいもらった。たった一人家族が増えるだけなのに、ものすごーく物が増えました。結局数回しか使わないもの、なくても良かったものばかり。みんな人にあげたり、ヤフオク行きでした。

このタイプ、本当に長く使える。新生児からサイズ調整しつつ履かせて最後まで。マジックテープじゃないから、劣化もしにくい。オムツは3人とも布おむつが基本(長男は保育園が布の保育園だった。)それが一番安くて環境にも良いです。

ベビーカー、チャイルドシート、は、それぞれ2〜3万円か、それ以上のお金が飛んでいくアイテム。他にもベビーベッドや椅子、洋服、オムツ周り、ママ用のマタニティ/授乳ウエアや下着など、もう、もう、もう、一万円札に翼が生えていく世界。うまくレンタルやリサイクルショップを利用できたら良いのだけれど、吐き戻しなども多い赤ちゃんのものだと思うと不安もあったり。
以前妊娠中も産後も使えるRunguのゆるりブラとパンツはご紹介しましたが、長く使えるもの、本当に良いもの、そして必要なものを見極めて買うことが必要だと思います。バリでの妊娠出産のときは、産着を友達に誂えてもらったのと、沐浴用にたらい、そしてバウンサーを買ったくらいで、それ以外には多分、何も買ってない。

女子は血流が命!今日は、締め付けない下着のメリットと、そして「らくちん下着ジプシー」だった私が辿り着いたRunguのショーツを、おすすめして...

「安くあげる」という、バジェット重視の生活よりも「必要な良いものを最小限に」という、ミニマリストやシンプルライフの生き方のほうが、私は好みだなぁと思います。それが、実際に「安く済む」ということにも繋がると思う。昔の人は良く言ったもののです

安物買いの銭失い

って。

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これは恥ずかしい!5年間フル使用の我が家の抱っこ紐エルゴスポーツを晒します

もう恥ずかしいよ・・・といいつつ半年以上。我が家のボロボロのエルゴの写真を。

うちのエルゴは、スポーティー?スポーツ?という男性もOKなサイズ(実際165cm細身のうちのパパにはブカブカで、普通ので良かったと思う)黒ですが、南国の日差しですっかり焼けてしまっています。抱っこしてバイクのったりしてたしね。
エルゴ

ちょうど擦れる子どもの足の出る部分が、もう破れています。
抱っこ紐

キャー恥ずかしい。もう、表面の生地がボロボロに薄くなってやぶれてる。。。

エルゴリメイクの可能性

こんな状態のエルゴなので、今は、あまり外出時には使っていません。さすがに恥ずかしい・・・。下のそろそろ3歳半になる三男も、大分歩くようになってきたので、なんとかやり過ごしてはいるのですが、雨の日や夜の移動、飛行機での深夜移動などがあるときは、やっぱりエルゴがないと厳しい。

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リメイクというかリペアしたいなーと思っているのですが、私にはその技術がない。(お裁縫苦手。ミシンがあればまだ良いのだけど・・・)バリ島にいったときに、縫子さんに頼もうかなーなんて思っていたんですが、三男発熱につき、抱っこ紐が大活躍の事態に。リペアに出せませんでした。

「エルゴ リメイク」で検索すると、結構出てきますねー。
見ていてワクワクしたので、一時帰国のときにミシンを借りて、リメイクしようかなぁと意欲が湧いています。だって、本当にあると便利アイテムなんだもん!エルゴ!!

エルゴ以外に使った抱っこ紐もついでにご紹介します

長男のときは、ベビービヨルン。新生児から安定して抱っこできることと、前を向けて抱っこできるのは便利です。シンプルなデザインもgoodです。

これと併用していたのが、スリング。当時(2003年)にはスリングが出始めで、笹塚のピースリングまで生後2ヶ月くらいのときに行きました。可愛いしフィットして赤ちゃんは良く寝るし、授乳の時にも隠せるし、スリングでおんぶもして、使っていました。丸洗いできるから、吐き戻しやオムツからの大爆発があってもケアしやすい。でも、ちょっと背中に負担がかかるなーと思っていました。当時はまだ20代で、腹筋もあったから、それで身体を壊すことはなかったけれど、あれは若い人か筋力のある民族向けのものだと思います。新生児には一番おすすめ。

こういうのですね。自作するためにリングまで買って持っていました。
腰が据わってからは、持ち運びに便利なトンガ。メッシュタイプで通気性も良くて、こればかりはずっと取っておいて次男のバリ生活でも活躍しました。

あとは、お下がりでアップリカを貰ったけれど、説明書もないし、使い方がいまいち分からず安全に使えませんでした。
やっぱり長男のときは、色々買ったり試していますね。
次男のときに購入したエルゴ。オーガニックもあります。

私が持っていたのはスポーツ。パパが大柄だったら絶対スポーツにしたほうがいい。うちのパパにはぶかぶかでした。

おんぶ用紐もお下がりで貰って、それも結構重宝しました。さらし抱っことか、兵児帯でおんぶとか、サロン(更紗)の布で抱っことかも、色々実験しましたよー。

ママさんたちの間で流行っていたのは、ベビーラップ系のもの。didimosを試させてもらったときは、すっごいフィット感で気持ちよかった。
一枚の布なので、抱っこ以外にも使い道が色々あって、ハンモックやブランコになるっていうのがツボでした。

こんな安いのもあるんだな、いま。

お金はエネルギー。そのエネルギーをどう使うかは、個人の責任

本当に自分たちのライフスタイルにあったものを、必要なだけ選んで購入すること。それは私たちの暮らしを豊かにする。ひとつひとつの選択をきちんとしていくことは、とても大事なこと。素材やメーカー、生産者を選ぶこと。自分の身の回りに、自分が心から好きなもの、そして心に負担のない(環境や社会にも)良い品があったなら、私たちは幸せに暮らせるのかもしれません。まだまだだなー。もっともっと、意識を高めていこう、と思います。とにかく、子育ての盟友エルゴベビーは、これからも大事にしていきます(今日洗ったよ!)

さくらんぼ

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