オランダらしくない、好天が続いています。こんな気温の高い日なんて去年は数日しかなかったのでは?暑いのが苦手な私は日が落ちた後のひんやりした空気にほっとしています。水不足も懸念されており、そろそろベリーの季節なのに、そのままジューシーに色づかず枯れてしまいそう。今年はお花もいっぱい咲いたのに。
タッジーマッジーブーケ作り
昨年の様子(これはデンハーグでの開催)はこちら
今年はニューヴェネプの舞さんのご自宅で開催。まずは舞さんのお話しとブーケ作り。
今日の花材はこちら。ハーブ類は大半が地元有機畑で収穫したばかりのもの。贅沢です。ぐじぐじと悩んでもしょうがない!と最近お花のレッスンのときは腹を括れるようになった(笑)ので、さくさくと終了。気に入らなかったら家で何度でもやり直せるんだ!
ハーブ講座の資料とともに。この日は早く寝た受講者さん多数。ハーブ効果?!
ハーブたっぷりのランチ
舞さんのレッスンのもうひとつの楽しみはランチ!今日のランチはふんだんにハーブやエディブルフラワーが使われていましたよー。
ハーブ入りのチーズもオランダではたくさんの種類が売られています。これはゴートチーズ(山羊のチーズ)!サラダにはエディブルフラワーが。ディル&鱈もおいしかったー
豆乳のパンナコッタ?ブラマンジェ?グーズベリー(西洋すぐり)が可愛い。イチゴソースも畑の熟れ熟れの美味しい有機苺から(←畑で食べたけど人生で一番おいしい苺でした)
話が止まらないハーブ講座
おなかがいっぱいになったところで、ハーブ講座。話始めると止まらず、ざっくりとですがハーブの活用法をシェアさせていただきました。
好天の続くオランダに合う冷たいハーブティーということで、ミント、カレンデュラ、フェンネルのハーブティーを冷やしたものを試飲。日に焼けているときは体内も炎症を起こしています。クールダウンして熱を抑えるようなイメージでブレンドしました。
温かいハーブティーは、レモンバームとラベンダー。風邪の時などにおすすめ。咳のひどい時などはタイムの蜂蜜もご一緒に!
写真は舞さん撮影。わたくし、髪を切りました。この話は次回
ハードルを下げて、まずはスタートすること
畑のハーブを使えることは、それはそれは豊かなことなのだけど、スーパーで1.5ユーロで買ったハーブのポットだって、命だ。一緒のおうちに暮らす、家族みたいなもんだ。使いきれなかったミントに根が出たら、それをプランターに刺す。そんなひとつから、ハーブを楽しめたらいい。
オランダのお医者様は、具合が悪くてもあまり薬を処方せず、ハーブティーを飲めとか、咳が出るならタイムのシロップ飲みなさいとか、肩が痛いならヨガしたりマッサージ行きなさい、と自然治癒を進める傾向が強い(私がそういう家庭医を選んでいるのもあるけれど、市販品が多い)
せっかくハーブティーやハーブプロダクトが手に入りやすい国なのだから、今手元にあるものを、じっくり見てみよう。次にスーパーでお茶を買うときに、どんなハーブが入っているか見てみよう。シャンプーのボトルに描かれたローズマリーの絵に気が付くようになったら、あぁ、ヘアケアにローズマリーっていいんだなぁって思えばいい。
プロフェッショナルになんて、ならなくていい。毎日、必要なことを学べたら。それだけで人生は楽しくなる。