久しぶりのお花レッスン!オランダはいまハーブの最盛期。ということで、舞先生の関わる自然農の畑のハーブを使ったタッジーマッジーブーケ作りに、私がハーブのあれこれのレクチャーをするという、コラボ企画が実現しました。
タッジーマッジーブーケとは
コレラの蔓延する中世ヨーロッパ。人々は、その病にかからないために、よい香りのする花や、ハーブをブーケにして持ち歩いたそうです。このタッジーマッジーブーケは、実際に薬効のあるハーブを使うことでその効果を発揮するとともに、魔よけとしても考えられていたようです。
今回、11種類のお花とハーブを使用、そのうち半数が自然農の畑で収穫されたものでした。なんて贅沢!
ハーブの解説も盛りだくさん
ハーブの簡単な効能や使い方を、2枚ほどの紙にまとめました。浸剤やチンクチャーのようなものだけでなく、ハーブバターやハーブソルトにまで手を伸ばすと、もう30分ではとても収拾がつかないボリュームになりました。それでも、身近に(オランダでは雑草のようにハーブがよく生えています)あるハーブが、暮らしの中に生かせるんだ!という喜びにつながったのならいいなぁ、と。紙に書いておけば、帰ったら読めばいいのだ。
マジョラムとオレガノのハーブソルトも作っていきました。マジョラムは鶏肉や白身魚などのたんぱくなお味のものにおすすめ。上品に仕上げてくれて、大人の味になります。オレガノはやっぱりトマト!風邪をひきそうなときはぜひトマト+オレガノとお野菜たっぷりの煮込み料理を。
いつもためになる舞さんのレッスン
レッスンが終わって、帰宅してから「今日は幸せでした」と先生にメールを送れる幸せ(笑)本当に舞さんのレッスンは、ためになり、穏やかで、暖かな気持ちになるものです。
オランダにきて、本当によかったーと思う出会いというのがある。このお花の会をコーディネートしてくれて、会場提供やおいしいおやつを作ってくれるよしえさんと、そして、舞さんに出会えたことは、私にとってオランダ生活の宝です。
デーツシロップの優しいスコーン。おいしかった。会うといつも心があたたかくなる人
芍薬やバラの花がテーブルにある暮らしも好き。でも、小花とほのかに香る葉のブーケを部屋に置いたときに、「あぁ、私はこっちだなぁ」とほっとした気持ちになったのです。
この日常の風景を、日本出張中の相方に見てもらえないのが、ちょっと寂しい。
先生はこの夏一時帰国なさるので、またオランダで、9月にレッスンを受けられるのが、とっても楽しみです^^
前回のレッスンの様子