我が家にはシャワーとトイレと洗面台が一緒になったバスルームがあって。シャワーブースと洗面台両方にせっけんを置いているのですが、両方とも石鹸が小さくなっていました。なので、朝から遊んでみましたよ。
小さくなった石鹸、どうしてますか?
みなさんは、せっけんを最後まで使い切るのって、上手ですか?
小さいまま頑張って使ったり、専用のネットに入れたり、新しい石鹸と合体させたり。いろんな方法があると思います。
我が家はシャワーブースにある石鹸置きの「目」が大きく、せっけんが小さくなるとキープできず下に落ちてしまうのが悩み。ちょうど洗濯機置き場くらいの、小さなシャワーブースなんです。狭い。
たまにはこんな方法で石鹸を復活させてみませんか?というお話。
小さくなったせっけんから、新しい石鹸を作る方法
今日は小さくなったせっけんをあわせて、ひとつのせっけんを作る方法をご紹介します。すごく簡単。子どもとのお遊びにも最高。
せっけんをおろし金ですりおろす
マルセイユ石鹸が、いくつにも分かれてボロボロになっています。ナチュラルな石鹸って、使用途中にこうやって崩れてしまうものも結構多いですね。黒いのは作家さんの作品で、麻炭やハーブの入ったもの。
ちなみに、大きすぎるせっけんなどは、我が家は包丁でカットしてつかってます
このせっけんを
チーズのおろし金ですりおろしていきます
乾燥対策に!美容成分を追加して混ぜる
細かくなりました!
ここに、美容成分を足していきます。おろした石鹸の上側、
左からシアバター、はちみつ、精油を足していきます。今日は精油はパチュリ。
シアバターは保湿力抜群で、抗酸化作用があるので、冬のご家族のお肌の健康を守るのにピッタリ。以前のシアバター関連の記事にも書きましたが、アフリカでは赤ちゃんから、魔除けとしても使われていますし、内服もします。
私がおすすめするのは、お肌に使うなら安心のUSDA(エコサートオーガニック認証)取得のもの。こちらのココロコスメさんのシアバターは、成分分析もちゃんと出ていて、信頼できます。安いし。
シアバターは体温で溶けるので、そのまま液体と一緒に手で混ぜます。
粘土遊びみたいでとっても楽しい作業。子どもたちと作業を行う場合は、手で目をこすったりすることのないように、目を離さないでくださいね。
おうちに余ってるものを活用して
なめらかになって、なんとなく、形になったのですが、これだけじゃつまらない(笑)
余ってませんか?お料理用のドライハーブやシナモンパウダー。買ったはいいけど使い切れないで1年くらい経ってしまっているものとか。挽いてしまったハーブやスパイスは、時間がたつとどんどん香りが飛んでしまうので、一旦開けたら早めに使うのが吉。
じゃあ、シナモンパウダーも混ぜちゃおう。
精油なども、使用期限の迫ったものを使うとか、美味しくなかったお茶の茶葉をグラインダー(や、すり鉢)で細かくして配合するとか、いろいろ遊べます。ハーーブ類などは、排水溝に詰まらないように、細かくしてから使用してくださいね。
出来上がり。色はイマイチですが、しずく型にしてひもを通せるようにしました。
丸1日か2日、しっかり乾燥させれば完成。
いかがでしたか?
なかなか石鹸の手作りはハードルが高い、という方も、おうちの石鹸をアレンジすれば、お手軽ですよね。同様に無添加の香りのない石鹸をすりおろして使ったり、すりおろすのが面倒な方には、「せっけん素地」というものがアロマショップに売っています。
今は、電子レンジでできるせっけんキットのようなものもあるので、電子レンジの使用に抵抗のない方はこちらも便利。クリアな石鹸ができるのでかわいいですよ。
自分の体をケアするものを、自分好みにアレンジできたら。生活の中にちょっとハッピーが増えるかな、と思います。寒くてお外遊びのできない冬の暇つぶしにも。3歳くらいのお子さんから一緒に楽しむことができますよ!