松の内もあけた頃、久しぶりに発熱。思えば熱を出す暇も心の余裕もなかったのかもしれません。父母が年末年始に初めてオランダを訪れてくれて、飽食の日々。きっと両親の顔を見て少しほっとしたのもあるんでしょうね。そんな自分も認めてあげなくちゃねぇ。
冬真っ只中。日の出も遅いヨーロッパの冬
2017年はヨーロッパが大寒波に見舞われていて、各地で気温が下がり、南イタリアでも雪が降ったとか。幸いオランダはその波から逃れています。雨が降る日は暖かく、ちょっと体の緩みを感じるほどです。
とはいえ、子どもたちを学校に送る8時から8時半の間は、まだまだ自転車も灯火が必要なほど暗い。とにかく、朝が、暗い。
私は強い太陽の陽射しが苦手で、目も開けられないし、それに湿気や暑さが加わると動悸や耳鳴りを誘発するのですが、さすがにちょっと、太陽が恋しいなと思う気持ちが沸いてきます。冬至を過ぎ、これから明るくなっていくのが楽しみでなりません。
お散歩道の植物たちの冬
よくお散歩に行く、近くの市民牧場。冬になってからも何度も行っています。動物好きの母も連れていきました(笑)うれしそうだったー
市民牧場の、過去の投稿はこちら。10月の様子。
日中でも、暗い。それでも子どもたちは元気に外で遊ぶよ。
ちょっと子どもたちから離れて、木とお話しするようにひとつひとつを眺めていくと、もう春の気配。
もう芽が膨らんでる。
実際に木の下を歩いてみると、体がポカポカするような、上から暖かさがやってくる。
わーすごいなぁ。生きてるんだぁ。当たり前だけど、木に触れなければ実感できない。
日に日に膨らむつぼみや、木の色の移り変わりを家の窓から眺めていても、あぁ春は近づいているなぁ、命があちこちにあるなぁと感じて感動する日々です。
お花も咲いてるよ
薄くてかわいいお花も咲いていました。子どもたちは可愛いものを見つけるのがうまい。
私たちの中にもある光を。
目先の、というか、肌や目で感じる光ではなく、植物が内包する熱や光のようなものは、すごく勇気をくれる。きっとそれは、私たちの中にもあるから。
自分自身の体内に在る「ともしび」のような消えない光に意識を向けていると、あぁもっと頑張れるぞーって、思える。落ち込んだときにはお散歩が一番だね。
おうちには、チューリップを買いました。やっぱり、うきうきしてくるよ。