今日は暑い・・・
午前中から迪化街、太原路の北門周辺エリアを歩いて
(いまだに迷子になる)へとへとの荒井瞳実です。
アロマクラフト会 in Japan
日本での”旅するアロマクラフト会”の予定が3つ?4つ?くらいになりそうで
チンクチャーを増量すべく、このエリアに買い物に行きました。
まぁ、瓶とアルコール、くらいです。
おうちでも簡単に作れる、チンクチャー作りを今日はご紹介しますね♪
その土地の植物のエネルギーをもらう
日本にいた頃は、畑で採れたり自分で採取したハーブを乾燥させて
ストックすることが多かった。
排気ガスなどの空気の汚染や、動物の排泄物なんかの汚染のない
出来るだけ綺麗なものを、しかも新芽ばっかり採取して、天日干し。
贅沢な里山暮らし。あぁ懐かしい。
乾燥したものは、お茶にしたり、石鹸に入れたり、もちろん
アルコールで抽出してチンクチャーを作ったり、
オイルで抽出してインフューズドオイルを作ったり、
私のアロマワークには、かなり役に立っていました。
日本だったら、よもぎとか、枇杷とか、どくだみとか・・・・
沖縄にいた時は月桃も。
バリでも最初は、乾燥させてストック!をしていたのですが
やっぱり菌の旺盛な南国では、乾燥させたものがかびてしまうことがあって。
今ではもっぱら乾燥したらすぐにアルコール浸け。
チンクチャーにしています。
今は、空気が綺麗ではないところだから、室内干し。
チンクチャーの作り方
チンクチャー(チンキ)は、本当に簡単に作れますよー
綺麗にしたハーブを、干して、35度数以上のアルコールに
漬けて2−3週間待つだけ。
(場合により、瓶を振ったりします)
香りの気にならない、無水エタノールや、果実酒用焼酎、
ウォッカなどに漬け込むとよいです。
飲用できるアルコールに漬けた場合、内服可できます。
濁るのが気になる場合、3週間くらいしたら、ハーブを引き上げます。
チンクチャーの使い方
私は、養命酒のように飲む、というよりも、水に数滴垂らして
フラワーエッセンスやホメオパシーのマザーチンクチャーのように
”その植物のエネルギーを微量摂取する”という取り方をするかな。
このチンクチャー、
水で薄めたら化粧水になるので、私の作るスプレーものには
欠かせないアイテムになっています
化粧水は、全体量の5%程度をこのチンクチャーにすると良いですよ
バリ島&台湾
バリのときは、5−6種類作っていたかな。
ダウンシリーメラ、プルメリア、よもぎ、月桃、フランキンセンス
レモングラス、ニーム、クローブ、サンダルウッドあたりは割と常備していた。
(フランキンセンスは樹脂を漬け込む。香りは良いけどチンキとしては失敗。ベタつく。)
ただ今仕込んでいるのはこの3つ。
台湾産で無農薬、ということを確認して買い付けしています。
◎桂花(キンモクセイ)私10月生まれだから、この香りを嗅ぐとキューンとする。
リラックス作用や、抗炎症作用があります。
◎茉莉花(ジャスミン)保湿、皮膚軟化作用があるので、コスメには最適。ホルモンバランス
を整えるので思春期や更年期のお肌トラブルにも。恐れとか不安のある心をリラックスさせてハッピーな気持ちにしてくれる。官能的な作用も。
◎沙巴蛇草 これは、生産者の方となんとか意思疎通をして購入させてもらったのだけど
タイなど、東南アジア全域で採れるハーブみたいです。抗酸化作用にすぐれ、癌に効果がある、アトピーなどの皮膚炎にもよいよ、とのことでした。
早く、お茶のチンキが作りたいんだけど
本物の、有機栽培のお茶、飲んでしまった・・・。
緑茶じゃなくて鉄観音でも試してみようかな
今回の日本でのアロマクラフト会では、この3種のチンキと、バリから運んできている
プルメリアのチンキをご用意しますよー
必要なものは、きっとすぐそばにある。
アロマのエッセンシャルオイルは、脂溶性の成分が溶け込んでいるものです。
アルコールは、植物の水溶性の成分も抽出することができます。
その植物がもつ効能だったり、エネルギーを取り入れるのに
チンクチャーはとても有効だと思います。
私は精油を原液で大量に使う、レインドロップの施術もするのだけれど
あれは「特別」な時にするものだと思ってる。
植物だって、貴重な命で、貴重な資源。
本当に必要なだけ、できるだけ少量を、頭を使って有効利用させてもらうのが
よいんじゃないかなぁと考えます。
私は、その人に必要な植物は、その人の回りに必ずある(庭に自生してるとか)と
考えているので、身近なハーブで、こういったものが作れるとよいですよね。
植物だって、なんだって、
必要なものは、もうすでに、そこにあったり
必ず出会うものなんだよね。