昨日はスーパーでも買える、ナチュラル花粉症お薬をご紹介しました。先日ハーグ市街をうろついていて、トラディショナルな薬局を見つけたので、花粉症薬のおすすめを聞いてみました。
大好きなオランダの伝統薬局
ムーア人のおどろおどろしい顔が目印の伝統的な薬局、大好き。ハーレムでも、デルフトでも、そしてハーグでも訪れたことがあり、ついつい長居してしまいます。
これはハーレムの薬局。お友達が連れて行ってくれました。
今回行ったハーグの薬局はハーレムやデルフトよりも建物なども新しい感じでした。
(ズームしたから写真がちょっと変)
立ち入れない奥には、面白そうなものがたくさん
普通のお薬や身だしなみグッズ(男性の髭剃り用のブラシとか毛染めとか)サプリメントやオーガニックプロダクツ、ドライハーブもたくさん販売しています。
花粉症にさらに効果のあるものってあるの?
先日の投稿でご紹介した A vogelの花粉症薬以外に、もっと効果のある薬ってあるの?と店員のおじさんに聞いてみたところ
コレが一番効くよと。それはそうだ(笑)これはナチュラルじゃない普通の薬です。
画像はメーカーのオフィシャルサイトからお借り
ナチュラルなものがいいです、と言ったら、「これを試してごらん。これはサプリメントだけどとっても効くから」と教えてもらったのがこちら
SCUTELLARIAE ベジタブルカプセルに粉末が入っています。50錠で20ユーロちょっとだったか。1日1錠を摂取です。
SCUTELLARIAEは漢方だった
カプセルの中はこの2つだけ
Raw Scutellariae Root powder
Raw Scutellariae Root extract
Scutellariae(Scutellariae baicalensis)とは何だ?と思って調べてみたら、漢方で知られている黄芩(おうごん)でした。和名はコガネバナ。
漢方のタケダ製薬のサイトを見てみると
抗菌作用、解熱、利尿、抗アレルギー、解毒作用、肝機能の活性化などに効果があります。
黄芩湯(おうごんとう)
三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)
葛根黄連黄芩湯(かっこんおうれんおうごんとう)
小柴胡湯(しょうさいことう)
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
温清飲(うんせいいん)
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)に含まれています
と書いてありました。
日本の花粉症の漢方処方は小青竜湯を出されることが多いのだけれど(私もスギ花粉持ちだから飲んでたことある)小青竜湯には含まれていないみたいですね。
このオウゴンが含まれる漢方を調べてみると、お腹のケアに用いられる漢方が多い印象。やっぱり花粉症も腸内環境を整えるのが大事よね。納得。
おじさんによると、飲み続ける必要はなくて、効いてきたなーと思ったら一旦摂取をやめていいとのことです。
花粉症のみんな!頑張って春を乗り切って
オランダでも気の早い桜は、もう咲き始めています。強い日差しに心がウキウキする春。
相方は幸い、スギ花粉ほどの強いアレルギー症状が出ていないのでナチュラルケアで乗り切れそうです。
ムズムズ対策講座でもご紹介した、マッサージオイルも常備。顔の浮腫みや鼻づまり、痒みを抑える精油を入れてあります。家ではディフューザーでオイルを焚いています。
卒業シーズンですね。みなさんも素敵な春を!