石鹸やアロマクリーム、化粧水、などを制作している私。材料や容器の調達にバリ島滞在時代は本当に苦労していました。今日は手作り派のあなたの為に!仕入れ先をご紹介します。
ウブドには手作りコスメの材料が売っていない!
私が住んでいたウブドには、手作りコスメの材料が本当になかったです。ココナッツオイルは手に入るけれどね。
Tegasにあるcentral perfumeという中東系のイスラムの方がやっているお店は、ウブドで一番容器がそろうところ。プリアタンのマーケットをゴアガジャ方面に向かうと、途中踊り子の像がある三叉路があります。そのまま曲がらずに直進して少し行った右側。
精油瓶やスプレー容器、クリーム容器なども購入できます。メインで売っているのはローカルの大好きな合成香料の香水やスパが使う、業務用の洗剤やモルト(柔軟芳香剤)などです。アルコールは買えます。
あとは、アンドンの石像近くにあるAroma baliくらい。こちらは、主にガラス製品専門で、しかもたくさん在庫がなく、店員さんも不在なことが多いという・・・。
私のように「1つだけ」じゃなくて「たくさん」欲しい人は、central perfumeで買うしか選択肢が無い。
セントラルパフューム、2月にバリに行ったときに写真を撮ったりしてきました。こちらの記事をどうぞ
石鹸を作る為の苛性ソーダや、歯磨き粉やデオドラントの制作、お掃除に使う重曹なんかは、ウブドでは手に入らないの。結局、デンパサールまで行ってまとめ買いをしていました。
デオドラントの過去記事
https://hitomiarai.info/2015/11/07/post-166/
容器と苛性ソーダ、オイル、アルコール、みつろうなど基材あれこれ。
Saba kimia
Jl. Buluh Indah No. 99, Ubung Kaja, Denpasar Barat, Pemecutan Kaja, Denpasar Utara, Kota Denpasar, Bali
容器専門。清潔で種類も豊富。でもsama kimiaよりは高い。
Kemasan Asli
Jln Imam Bonjol no.34 Denpasar, Bali , Indonesia
これは2015年の情報。大量に必要な時、インターネットで注文して、ジャカルタからガラスのスプレーボトル100本、買ったこともあります。ちゃんと無事に届いた。インターネットショップは日進月歩だから、インドネシアの郵便事情が難ありなのも、徐々に良くなるのではないかな、と思います。これには言葉の問題と、ローカル銀行での振り込みという問題がクリアできれば使える手です。
ちなみに、バリ島在住時、自分でハチの巣からみつろうを抽出したときのことはこちらに。
ウブドでコスメ材料があまりにも買えなすぎる。私はウブドのみなさんと、アロマクラフトの会をたくさん開催して、手作りコスメに目覚めて自分で作成してる方もいらっしゃるから、もっと便利にしたいなぁとそう思っています。
商品プロデュースをしているウブドハノマン通りのkalpa vrikshaで、少し材料を取り扱おうと思っています。現在はyoung livingのセラピーグレードの精油(原液使用や飲用が可能なもの。ウブドで一番安いと思います)とグリセリンのみなのですが、重曹とみつろうは、いまだに私に問合せが多いのでお店に置こうと思っています。
Kalpa Vrikshaのココナッツオイルは、ウブド近郊の村で、ココナッツ採り職人さんが木に登って採ったココナッツオイルをすぐにオイルにしているもの。圧搾しているのではなく、発酵分離という方法で、3日くらいかけてココナッツオイルを太陽の光のみで抽出。丁寧にろ過してボトリングしています。コールドプロセス・ロー・オーガニックなココナッツオイルです。ここまでさわやかで吸い込みの良いココナッツオイルは、私はまだ出会ったことがないので、本当におすすめ。
2017年版「バリ島の歩き方」にも紹介されています
Kalpa vriksha
JL Hanoman NO35 Ubud BALI
Facebook
https://www.facebook.com/coconutoilbali/
バリ島でコスメ容器を買う時の問題点
お店がやってない、混んでる、日本人相手にしてもらえない、計算が違う、汚れてる、へこんでる、割れてる、前回と同じものが入荷しない、数が揃わない、蓋が漏れる
そんなのが日常で不便でした。100個容器を買っても2割は良くないものだったこともあって、未使用のものは次回領収書と一緒に持参して交換してもらったりとか。中国製のスプレー容器も、日本で販売されるものとインドネシアで販売されるものとではクオリティーがもともと違う、という説もあります。アジアでは、良質で安定して供給できるものを探すのは本当に大変なことです。
店頭で待つのも嫌なので、お店に事前に電話をして、営業をしているかどうか確認をして(saba kimiaは華僑系なので、チャイニーズニューイヤーは休み)品物も確保してもらってからお店に行っていました。その場で検品できればよいのだけどそうもいかないことが多いから、ある程度はしょうがないとリスクを負うしかないかな。
材料に関しては、キャリアオイルも各種あるのですが、産地などが分からないポリ容器入り。私は使っていなくて、グリセリンやトコフェロール、日焼け止め基材など、日本から全部運んでいました。苛性ソーダ、みつろう、重曹、クエン酸、アルコールは購入したことがあります。
台湾の容器屋さん!
バリ島在住時、相方が台湾ツアーに行ったときに、私の為に容器屋さんの下見をしてきてくれました。写真に収めてきてくれたので、それをみて大興奮。さすが台湾だ。流通と製造の国!台湾に到着して3日目くらいで、早速容器屋さんに行きましたw
日本に住んでいたら当たり前に思うかもしれないけど、全部綺麗で、全部ちゃんと管理されていて、値段が書いてある!!!
中山駅の北側太原路あたりには、問屋街のようになっていて、こういった容器やさん、プラスティックなどのボックスやさん、季節の(ハロウィンとか)アイテム屋さん、洋服や雑貨やさんなどが点在しています。コスメに関するものだと、MERUというコスメ基剤屋さんも。
悩みに悩んで、ビーカー、混ぜ棒、重曹、チンクチャー抽出用の遮光ボトル、食品オッケーのクリーム容器、リップスティック容器 を購入。「日本向けに容器売る商売を始めようかな」と、結構本気で思う程のお安いお値段で購入することができました。
その他にも実験関連の用具も揃っていて、試験管、シャーレ、じょうご、アルコールランプ、家庭でも使える果実酒を漬けるガラス容器やサロン用品、シートマスクとか・・・・
コラーゲン、大量のかたつむりエキス、オイル類、コスメに使えるエッセンスなどもたくさんあったりして、私のような仕事をしていない人でも楽しめます。
台湾の容器仕入れ先のアドレスなどはこちらの記事をどうぞ
https://hitomiarai.info/2015/11/14/post-239/
台湾は、「物」が豊富で、何かのデザインを「形に」することがしやすい国だなぁ