私は、レインドロップという、良質の精油の原液を一度に40滴以上使う施術を行うことができます。今日はそんなセッションに対する思いを。
精油は貴重な植物からいただいた資源。必要な時に必要なだけ、大事に使おう、が基本。
普段の暮らしの中での精油との付き合いは「限りある資源を大事に使おう」というスタンス。「じゃぶじゃぶ浴びるように使う」のではなく、「希釈して少量使用」濃縮されたエッセンスを継続して使用することは、本来の「自然」な身体と向き合うことからは、少しずれていると思っています。植物は、別の生命体であり、一般的な生き物にとっては「毒」であるものが多い。
ただ、「香り」という観点からみても、台湾にいる今は、お茶を楽しむ時間も多いので、香りを放つものは、気を遣って使用しています。日常の中にも、香りはいっぱいある。
本当に必要な時だけの、カンフル剤としてのアロマの使用と施術の重要性。
上記の観点から、私はレインドロップは、日常的に受けるものではなく「本当に必要なタイミング」に受けるものだと私は思っています。それは、人生で、両手の指に収まるくらいの回数の、いわゆる「転機」という時期です。人によっては、人生に1度の時もあれば年に3回くらいある場合もあるかもしれないけれど。
その、皮が剥けるようなタイミングの施術は、肉体的に、精油の直接的な効果効能というだけでなく、本当に脳みその書き換えが行われるような、大きく背中を押してくれる施術になることがある。そんな施術の時は、私が感じたことやキーワードをクライアントさんに伝えさせてもらうのだけれど全て、意味のあることが起こっているのだな、と天を仰ぎ見ることもある。まさにレインドロップは、魂の成長を促す為の、カンフル剤のような施術だ。
他のレインドロップ施術者はどう捉えているのかは、わからないけれど、少なくとも、私にとって、施術とはそういうものだ。
聖書に出てくる精油を山ほど使った時に感じる「無」と「豊」それは悟りか。
レインドロップのアドバンス版としてのゴールデンレインドロップは、聖書の記述に出てくるオイルを12種類使ったスピリチュアルな施術。
霊性を高めるためにとか
更なる浄化のためにとか
魂の成長を促すためにとか
よくそんなことが、他のサイトを見ると書かれています。
ゴールデンレインドロップをするタイミングの人に、普通のレインドロップをしても
あれ?
あれ?
あ、あれ?
なんだか、スカスカするというか、あー完全にヒットしてないなーと施術中に思ってしまうほど違った感覚を覚える。
私がこの施術を説明するならば「受けるタイミングが来た人が受けるもの」以上、それだけ。
ゴールデンの施術は、全く違った空気感で、施術するクライアントさんによっては、私がその空気にのしかかられたようになるときもある。大抵の場合、施術が終わって感じるのは
無の無限な広さとか
まさに、真空の状態とか
光や闇の二元的な世界ではなくて
「一(いち)でしかない」感覚。
レジン(樹脂)系のオイルが多いせいもあるのかもしれないけれど形があるようで無く、ビジョンがあるようで無く、息が詰まるような無音の世界がある。そこに喜びや豊かさの気配を感じるような。これを悟りと呼ぶのだろうか?
レインドロップの生徒さんには、ぜひこのゴールデンレインドロップの施術を経験してほしいです。精油の組み方で、そして、その方の「タイミング」でこれだけ空気感が違うということ、味わって欲しい。
4/28追記*
テキスト完成しました。施術者はもちろん、聖書に出てくる精油を学びたい方にもおすすめ
聖書に出てくる12種類の精油を使用したゴールデンレインドロップの
オリジナル通信教育用テキストデータ販売はこちら
振込コンビニ決済(決済後データ送付)
クレジット決済(即ダウンロード可能)
あなたの心・身体・魂にあわせて、フルオーダーで精油をセレクトして、「今」に必要なセッションをします
今回のバリ旅から、完全にオーダーメイドの施術というものをはじめて、それが、なかなか面白い。レインドロップの手技が基本になっているけれど事前のカウンセリングと、クライアントにあわせたオイルを選び取っていく直感と経験と。
今の段階の私が、施術という形として、その方にあうオイルを提供する手段としては最高のものかもしれない。
通常のレインドロップの特化したところ(浄化とそして身体へのアプローチ)とゴールデンレインドロップの特化したところ、(霊性・スピリチュアルな部分へのアプローチ)その2つの特性と、クライアントさんのご要望、さらに、それらを超えたところにある部分にアプローチできる、ホリスティックな施術ができる。
だから、私とあなたが出会ったから、できることを。マンツーマン/オーダーメイドである必要性。
コスメという形で、オイルをブレンドするのも、ご依頼の方のことを考えて、様々な観点からブレンドしていく。難しいご依頼は、何日間も悩むときもある。個人の依頼ではなく、例えばそれが一般的に販売されるものなら、その土地の歴史や植生や、そこを訪れる人や、製品になったものを使用する人が何を求めるか、全部調査して、検討してから製作する。
製作の場合はモノに落とし込む難しさがあるし、施術の場合は、身体に触れる難しさがある。
わたしは、なんでもかんでも「全部バランス良く」が好きなのかもしれない。まだまだ、私の世界も始まったばかりだなぁ。
新しい気づきを得ると、そう思う。扉を開けた先が眩しくて、目を細めながらも、ワクワクして。
植物のことを
もっともっと学びたい。
施術も製作も
もっともっと経験を積みたいのだ。