みなさん今年の日焼け止めはどうしていますか??
日焼け止めは、ここ6年くらい自作してきました。私は赤ちゃん用の無添加日焼け止め、でも汗と反応して、肘の内側が赤くなったりしてしまうタイプです。自作だと大丈夫。
しかし、オランダの陽射しは強い。塗りなおしも都度必要だし。子ども達も使うことが多いのです。今年は自分が満足できる処方の市販日焼け止めをためしてみようじゃないか!と。オランダで手に入るものを調べてみました。
日焼け止めに求める条件とは
日焼け止めについては、様々なうんちくがありまして、台湾在住自体の過去記事をどうぞ。「その2」では、キッチンで出来る手作り日焼け止めレシピも掲載しています。
自然派日焼け止めを考察してみる。自作でアロマ日焼け止めは作れるけれど、ちゃんと掘り下げて勉強してみましょうその1
https://hitomiarai.info/2016/04/08/post-1284/
日焼け止めによる海洋汚染や珊瑚の死滅などは社会問題になっています。海やプールでも「日焼け止めをつけないでください」という看板があったりもします。
ハワイ州では、2021年から海洋汚染に繋がる日焼け止めが販売禁止になるそうです。観光客が持ち込むことはできるけれど、これは在住の人だけではなく、観光客だって気を向けなくては。日焼け止めに入っている成分というものを少し意識してみる良いきっかけではないかなと思います。
ゲ州知事、サンゴに有害な 日焼け止めの販売禁止法案に署名 ハワイ州で2021年から施行
酸化チタンフリーの日焼け止め
紫外線反射剤として使われる酸化チタンも、しょせん「チタン」ですから。体内で分解され排出されるのかというと、疑問があります。大好きなヴェレダの日焼け止めも酸化チタン入り。市販品で、紫外線吸収剤フリー、酸化チタンフリーの日焼け止めというのは、とってもとってもレアです。さらには、オランダで手に入るものを・・・・と。
じゃじゃーーーん。発見!
スウェーデンのブランドSuntribeのミネラルサンスクリーン!
オフィシャルサイトはこちら
https://suntribesunscreen.com/
こういうオーガニック商品はアメリカやオーストラリアが強い、というイメージがあります。ヨーロッパだとやっぱり北欧。小さいけど満足できる商品を作っているメーカーさんがありますね。
今回はコロナ禍の最中でしたので、お届けに少し時間がかかりましたが、きちんと到着しましたよ。
原材料は
ひまわり油種子油、酸化亜鉛(ナノではない)、ココナッツオイル、みつろう、カカオバター、シアバター、トコフェロール(ビタミンE)カカオパウダー
以上!!すごい手作りできる内容で安心できるーーー。よくわからないカタカナ物質入っていないー。トコフェロール(天然の酸化防止剤としてアーモンドなど植物由来のものを使います)と酸化亜鉛以外はすべてオーガニック材料。
SPF30 、97%のUVB波を跳ね返し(2時間ごとの塗りなおし必要)、珊瑚も殺さず、パッケージも86%がさとうきび由来で環境に優しい、撥水(みつろうが入っているからナチュラルな撥水効果が)、開封後9か月使用可能。
うーん。優秀。ボトルを開けてみると、カカオの柔らかい(濃厚すぎない)香りが、夏気分。実際のテクスチャーはこんな感じ
油分の分離と白い酸化亜鉛のぷつぷつがあるのが、手作りコスメやナチュラルコスメに馴染みのない方にはびっくりしてしまうかもしれない。でも指先で簡単にむらなくなじませることができます。
私が自作しているのに比べ、白い膜でコーティングされる感じがあります。たぶんカカオパウダー(食べるココアパウダーの茶色ではなく、カカオナッツのパウダーって白いものがコスメ材料であるんです)が入っているからだと思う。
付けた感じはお肌しっとり。酸化チタンや紫外線吸収剤が入っていないので突っ張る感じなどはありません。少しするとオイルがお肌になじんでべたつきを感じにくいので、メイクをなさる方は、軽くティッシュオフしてリキッドファンデーションやコンシーラーなどを載せても馴染みやすいと思います。
一応日本のAmazonにも載っていました。この夏私の一押しアイテム!ではある。作るのが面倒な方、手作り日焼け止めでは満足できない方にはおすすめ。