お元気ですか？みなさん。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
2020年は、もっと遊ぼうよ、と自然に呼びかけられているような一年でした。いつもよりも空をみて、いつもよりも草花に触れ、いつもよりも海風に吹かれて、いつもよりも手を動かして。
いや、ここ数年の「いつも」は、なんとか馴染もうと頑張る都会暮らしで、以前の「いつも」は、こうだったよな。もっと自然と感応していたのだよな。そんなことを思い出すことが多く。
特に、夏から市民農園を借りられて、ミミズや蜂と遊んだり、土に触れたり、植物と話したり。ちょっと失敬できる植物があって、それを生かして手仕事をする時間がとても増えたことに自由を感じる。
さらに、コロナ禍直前にチビたちがついにシュタイナー学校に転校したことで、自然を愛し、目に見えないものを大切にし、「学校教育」という環境も魂の栄養になるもの、なったのが嬉しい。近い価値観を持って話が通じる保護者仲間たちの存在がありがたい。
バリを離れてからはや5年くらいかな。ようやく、自分がいるべき場所に生きているという実感が持てるようになった2020年でした。
一見停滞していると感じる時間も、時は滋養となる。必要な微生物がゆっくり育ち、結晶が磨かれ、微細なバランスを取る。そのために必要な時間。ロックダウンや、子育て中で好きなことができなくても、他のことで思い通りにならなくっても、そう。決して無駄な時間ではないのだ。
絵を書き、羊毛遊びをして、染め物と縫い物、ピアノを弾き、クリスタルボウルを奏で、畑を耕し、庭のものでお薬を創り、料理を作る。2021も引き続き、そんな時を重ねたいなぁと思います。まだまだ気軽に国を跨ぐことができない日々が続きそうですが、次の再会を夢見ながら。みなさまにとっても、健康で良き年になりますように！もっと自然と遊べる年でありますように！
写真は2020年に訪れて心が動いた自然セレクション。
