テンペ菌をゲット!台北でインドネシア気分その2

台湾に来る前3年半のインドネシアバリ島暮らしをしていた私たち。台北地下街にくると、とても懐かしい気分になります。今日も突然の雨に駆け込んだ地下街で、こんなものを買ってきました。

台北地下街にある、もう一軒のインドネシア食材店

以前は台北地下街でも、台北駅付近のインドネシア食材店をご紹介しました。その時の投稿はこちら。

台湾はインドネシア、マレーシア、ベトナムなどからの出稼ぎ労働者の多い場所です。女性はベビーシッターや介護などをしているようで、街で目にしない...

テンペを買いにいったのですが、売ってるものが全部賞味期限切れ!見た目も茶色く変色しています。厳密にいうと、過発酵のテンペというのは、ジャムーのレシピに出てくるものなので、薬効は強いのかもしれないですが、美味しいものではないんです。

がっくりと方を落とし、北門駅方面へ歩みを進めます。周りはインドネシア人だらけ北門駅(台北地下街のはずれ)から2−3ブロックくらいのところに、もう1件、小さなインドネシア食材店があるのです。
結局お昼も食べずに歩き通しているので、途中でシーズンインのマンゴージュース50元を。歩きながら飲む飲む。この(結構評判のよい)フルーツジュース屋さんから徒歩2−3分です。

店頭でインドネシアの手作りおやつを売っていた

キャー!!!思わず顔がほころびました。インドネシアのおやつが売ってる!!ピサンゴレンやクレポン、ラピスなど、おなじみのお菓子が売っています。


大きなクレポンを発見。中にグラメラという椰子砂糖が入っていて、パンダンリーフで香りと色づけをされたお団子。周りにはココナッツがかかっています。
あまりに大きいから、本当にクレポンか確認したくて、でも中国語で聞くこともできないしなぁと思って一瞬固まったのですが、店員さんの顔を見たらインドネシア人だったので、インドネシア語で聞けました。ああよかった。なんて食べ応えのあるクレポン。ひとパック50元です。

買うべきインドネシア食材はこれだ!!

冷蔵庫のないお店だったのですが、店内を見回したら

テンペ菌発見!!

テンペは納豆よりも簡単に作れるので、これで世界中どこに行ってもテンペが作れます。わーい!バリでも全然手に入らないもので、人づてに譲ってもらったものなので、凄く嬉しいです。

インドネシアに限らず、ヘルシー志向の人やベジタリアンの人に人気のテンペ。大豆を茹でてまぶしてサランラップで包んで空気穴あけて、放っておくだけですから。台湾在住の方も、ぜひ自家製テンペをどうぞ。

インドネシア料理のBUMBU(調味料/スパイスミックス)は、このメーカーのがおすすめ。化学調味料や防腐剤が入っていないので、バリにいるときもたまーに買っていました。バリではデリやコンビニに2−3種類しか売っていなかったのですが、このお店には10種類くらいありました!アヤムゴレン(鶏の唐揚げ)を作るペーストや、バリの味のスパイスミックスまでありましたよー。それ以外のメーカーのは、全部化学調味料入りなので、これは覚えておくとよいです◎

舌と鼻が覚えている、その土地の思い出を

インドネシア料理のスパイスの香りを嗅ぐと思い出す、バリのこと。出汁やお醤油の香りを嗅ぐと思い出す、日本のこと。台湾を離れたら、どの香りで、台湾を思い出すのだろう。最近、本当にセンチメンタルな気持ちになってます。台湾、大好き。