悪いことしても、大好きだよって子どもに言ってる?褒める子育てをしない選択。

最近すごく意識してること。いいことしても、悪いことしても、変わらず大好きだよって、伝えること。

褒める子育てがいいのか、悪いのか

子どもが大きくなってくるにつれて、何かをしたらほめる、という「行為に対した評価」をすることが増えてしまう。

赤ちゃんなんて、そこにただいるだけで、何もしなくても愛され続けているのに。大きくなってくると、片づけたら褒めるとか、良い成績取ったら褒めるとか、トイレでおしっこできたら褒めるとか。何かしないと、褒めてもらえなかったりする。

「ほめる子育て」は良いことなのかもしれないけど「ママにほめてもらうためにする」というクセを付けてしまうのではないかということも危惧する。片づけも、帰宅後の手洗いも、自分のためにするんでしょーが。ママのためにするわけじゃない。

三男が、「お母さん○○のこと、好きでしょー」としきりに言うので、ちょっと意識して、「褒める子育てをしないキャンペーン」を実施しています。

といっても、褒めないということではなくて、片づけたら「きれいになると気持ちいいねー」というし、手洗いすれば「ちゃんと綺麗にできて、よかったね」とは、言うよ。「手洗いできて偉いねー」とは言わない。絶対に放置しないで「子ども自身の満足感」として受け止めてる。そうすると、自主的に色々やるのよね。私が見ていようと見ていまいと。

p_20161109_095905

三男は最近、家のハーブで自分でハーブティを作るのにはまっています。ローズマリー、タイム、バジル、パクチー。

どんなにぐずぐずしていても愛してる。

意味不明にぐずることは、3歳も新6歳(11/5に誕生日)も、13歳もあります。やることなすこと、すべてぐずぐずのグダグダ、喧嘩ばっかり、泣いてばっかり。もちろん、そんな時にも声を荒げてしまうことがあるダメ親な私なのだけど、どんなに悪いことしようとも、愛してるよって姿勢は崩さないように、って。努力中。

いいよ、ぐずりたかったら好きにぐずりな。それでもママはあなたが好きだから。

「そんな悪い子いらない!」「そんなことする子は嫌い!」これが成長してくると、「そんな点数低い子はうちの子じゃない!」とかになるんだと思うのだけど、怒る時にも、人格を否定せず、罪を憎んで人を憎まず、がいいなと。

「そんな悪い”子”は嫌だ」「そんな悪い”こと”は嫌だ」っていうのと、やっぱりニュアンスが違うよね。子どもなんて心まで薄皮一枚みたいなデリケートなところがあるし、わかっていないようで、結構言葉のニュアンスの違いをとらえてる。

13歳も最近はテストの時期で、バンバン成績が帰ってきて(今はオンラインで見られるしね)彼は成績がわりと良いほうなのだけど「頑張ってるね―。頑張りすぎないでね。君はよくやってるよ」そのくらいにしてる。彼が思った成績が取れず、落ち込んでいても、私は責めない。本人が一番プレッシャーを感じているんだろうし、そもそも勉強は私の為にやるんじゃない。彼は自分のために勉強してるんだ。疲れていっぱいいっぱいでぐずってる時も、優しくしてみてる。

p_20161108_165657

我が家の暖炉、火は入りませんがキャンドルは灯るよ。

好きじゃない子も連れていかれてほしくない

今、オランダではシンタクラースが来ているので、子どもたちはシンタクラース一色。

シンタクラースの伝説のひとつとして、「悪い子は麻袋に入れて連れてっちゃう」という話があって、うちの子たちはそれをすごい恐れています。一応自己評価では「連れていかれないと思う」というのだけど、身に覚えはあるらしく、ちょっとドキドキしている。

次男と学校のお友達の話になったときに、「もしかしたら○○(クラス一番のいたずらっこで次男が苦手な子)はシンタクラースに連れていかれるかもしれない」と言うので、次男に聞いてみたんだ。「彼が連れていかれてもいいの?」って。

そしたら、一瞬考えてから、「いやだ。連れていかれてほしくない」

おぉ。ちょっと母感動。

「そうだよねー。○○だって、学校ではいたずらっ子だけど、いい子な時だってあるんだよね。」そう言ったら、にっこりしてた。ぐずるのも、いたずらするのも、いじわるな子も、みんな理由があってしてるはず。それを、次男はちゃんと理解しているようです。

14724431_1136327779794608_2517931127645427806_n

じゃあ自分やパートナーは無条件に愛せてるか。

これを自分やパートナーに当てはめてみると、結構厳しくなってしまうな。自分が出来なかったら自己嫌悪だし、子どもと比べると相方に対する態度は厳しいと思う(笑)いや、無条件で愛してるよ。どんなにぐずっていても。でも、「褒めて」しまっているような気がするな(笑)

自分に対しては、落第点。まだまだ、もっと無条件で自分を好きになってあげられるようになりたいものです。

p_20161112_075112

天気のよい朝はいつもこんな感じ。7時半くらいかな。

お読みいただきありがとうございます。

アロマやハーブについては、実験や考察的な内容も含みます。制作は自己責任で。正式なレシピは、ご自宅で好きな時に学んで質問できる、オンラインテキストの販売を行っています。

 

各種テキスト、講座、相談窓口、アロマクラフト関連商品、本当にお気に入りのものだけ集めたオンラインショップはこちらから。

アロマセラピーを学ぶ通信講座、暮らしのお助けアロマやご自分で作れるアロマクラフト材料の販売も。

月に1、2回のお知らせメール。ご登録はこちらから

メールアドレス



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加