自家製アロマ化粧水作り。そもそも、化粧水って使いますか?

バリから戻ってもうすぐ2週間。とあるものを買っていなかったので、ずっと化粧水なし生活をしていました。

自分で作っているクリームを塗る。

こんにちは。秋晴れの台北。台湾滞在もそろそろ2ヶ月、荒井瞳実です。 各国のニュース記事を読みながら色んなことを思いながら過ごしています。 ...

何となくさっぱりした潤いが足りないときは、バリ島のボカシオイルか、ココナッツオイル塗ってました。それでもお肌の調子はよいのですが、そもそも、みなさん、化粧水って使ってますか?

国によるスキンケアの違い

バリ島にいたときは、特に欧州圏の方たちに「ローションないの?」と聞かれることが多くて。彼女達の言うローションは「乳液」のことでした。

ここらへんの定義ってのは、難しいですね。私は英語の場合は「スキントナー」という言葉を
使っていたのだけれど、ローションという言葉にも、潤いを補う性質をもつものという意味合いがあるので今は「スキンローション」と記載しています。

日本はいわゆる化粧水(若干とろみのある場合もあるけど基本は水に属するもの)とクリーム、美容液などが基本かな。台湾も、日本のプロダクトが多く販売されているので
お店をみている限りでは、変わらない印象です。

どうも欧米圏では、水状のものをスキンケアに使わない?考えてみれば、クリニークの基礎化粧品を使っていた時代は、

拭き取り用化粧水+乳液+ジェル状の保湿剤

みたいな感じだった記憶(もはや15年前の記憶)
とにかく、私は水モノを使わないと、なんとなく落ち着かないので、化粧水が使いたい人。

いわゆる乳液は作れるのか

とろみのあるものを作成することは可能。一番お手軽な方法だとキサンタンガムを使う方法。
食品(調味料)にも使われていて、食品添加物としても認可されている増粘剤です。トウモロコシ由来で、遺伝子組み換えのものが多いようですが、そうでないものもあるらしい。

生活の木とか、マンディムーンなどのコスメ基剤やさんにあります。


バリ島だと、よくAgar-Agar つまり海藻の成分が入っています。
他にも、オーガニックメーカーのクリームなどではオーガニックの植物性の乳化剤が入っていたり。私がとろみのあるものを作らないだけで、作れなくはないんです。

キッチンで作れるものをメインにしたい

とろみをつけるタイプのものは、そうでないものに比べ保存性に劣るのでは??との思いも。

実際に、乳化剤を買って、やってみたこともあるんです。でも、技術的にも「同じものを同じように作る」のにはキッチンの設備では難易度があがるなぁと思っていて。
衛生面がどれだけキープできるかって問題とか。私には自信がない(笑)

乳化剤や増粘剤自体の原料が見えないところも不安。産地や、遺伝子組み換えだったりとか、どれだけの石油を使って機械を動かして精製しているのか、とかそういうのが気になってしまうタイプの人なので私は、できるだけ難しい材料は使わずに、誰でもできる方法でコスメ作りができたらいいなぁと思っています。

といっても、水やエタノールやBG、グリセリン、精油もそうだけど、私の目の届かない原料は使っています。でも最低限にしたいなと思ってる。現状の製作方法で、クリームに関して、バリ島の環境(保管にはめちゃくちゃ気を使ってる)でも未開封で6ヶ月経過しても、劣化していなかったということが私にとってはとても励みになっています。
化粧水も、水を入れないエッセンスの状態なら、今のところ1年の保存は実験済み。
Jpeg
精油の劣化の問題があるから、これ以上はNGかなとおもっているけど、自分の作り方で、品質の安定化にはある程度の自信があるというか、経験に伴う結果がついてきている実感。

12144713_903896793037709_353211610469846037_n
オーガニックプロダクトでも、手作り商品でも、制作者により気をつけるところは千差万別。

有名なオーガニックプロダクトでも、裏をみると、そうかー。こんな感じかー って思う。
オーガニックなのは間違いないんだろうけど、カタカナ表記のものばっかり入っていたり。
広く流通しているものは工業製品になってしまうのはしょうがないとは思うのだけど・・・・

自家製アロマ化粧水の作り方

化粧水を使うみなさんは
スプレータイプをそのまま顔に?
ボトルタイプから手に出して直接?
それとも、コットン使用?
付け方もそれぞれ。

Jpeg

冒頭に書いた「買っていなかった」とあるものとは海洋深層水です。
バリには6本、台湾のRT-MARTで買って運んだのだけど、今回は最寄りスーパーに、しかも半額くらいになって発見。すごいデザインのボトルw海洋深層水を使うと、やはり浸透が良い。

海外だと精製水が手に入らないことが多いのですが、通常のミネラルウォーターを使うよりも、雑菌は少ないようです。通常のミネラルウォーターを使う場合は、特に1ヶ月を目安に
使い切ってください。私、精製水、家で作ったことありますけどね(笑)

私は、写真では白のボトルタイプ。手に取って、ぱちゃぱちゃと手に馴染ませていきます。
できるだけお風呂あがりや洗顔後、急いで。

化粧水100ml作り方

7mlの自家製チンクチャー
4-5mlの植物性オーガニックBGまたは植物性グリセリン
精油を10滴くらい(12滴でも)
ボトルの上まで海洋深層水または精製水を入れて完了。
私のワークショップではおなじみのレシピです。

チンクチャーの作り方は過去記事で。

今日は暑い・・・ 午前中から迪化街、太原路の北門周辺エリアを歩いて (いまだに迷子になる)へとへとの荒井瞳実です。 アロマクラフト会 ...

また近いうちに色々仕込みたいのだ。ふふふ。

チンクチャーのハーブ成分と精油はその時のお肌や気分にあわせてセレクトして
大体100mlで朝晩使って1ヶ月くらいの分量です。

お子さんのあせもやおむつかぶれ用とか、年齢色々、思春期から年配の男性用とか
アルコールフリーでとかもちろんお肌の悩みにもあわせて作ったりしています。

世界中でやってる私のアロマクラフト会では、好きな香りで、アドバイスしながら作成可能。
また、こちらでご準備したエッセンスをお送りして、最後のお手持ちのボトルで水とブレンドしていただく、化粧水作成のキットも販売しています

a0960_007188
私のsoul treeともいえる、大好きなモクレンの名所をネットで発見してしまって
行きたくてしょうがないこのごろ。一日がかりの遠足になりそうだけど、暇を見つけていこう

お読みいただきありがとうございます。

アロマやハーブについては、実験や考察的な内容も含みます。制作は自己責任で。正式なレシピは、ご自宅で好きな時に学んで質問できる、オンラインテキストの販売を行っています。

 

各種テキスト、講座、相談窓口、アロマクラフト関連商品、本当にお気に入りのものだけ集めたオンラインショップはこちらから。

アロマセラピーを学ぶ通信講座、暮らしのお助けアロマやご自分で作れるアロマクラフト材料の販売も。

月に1、2回のお知らせメール。ご登録はこちらから

メールアドレス



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加