身体を見つめなおすときに。アムステルダムのおすすめセラピスト

悲鳴を上げた身体をみてもらってから約1か月。オランダにも、寄り添ってくれるセラピストさんがいました。

インフルエンザ後、肩がとてつもなく痛い

4月10日前くらいから、インフルエンザにかかりました。4日間高熱を出して寝込んで、結局家族全員に伝染し、起き上がり家事をすることに。高熱が出ている途中から、とにかく左側の肩甲骨付近が痛い。この肩から首、指先までが、血を堰止められたかのように、痛い。痛みで寝られない、寝ても痛くて起きてしまうほど。自転車に乗ると激痛。

ナチュラル生活推奨派の私が、大抵は自分で治してしまう私が、パラセタモール(アセトアミノフェン系)を飲んで、しかもこれじゃ効かないのかな?とイブプロフェンの鎮痛剤を買うほど。もうだめだーと思って、ヘルプを要請しました。

お気に入りの遊びスポット。この電車でアムステルダムへの旅ー

アムステルダムの凄腕セラピストRieさん

共通の友人が数名いて、オランダに移住した年の冬に会ったフリーランスセラピストのRieさん。友人達には「りえちゃんは凄腕だよー。ゴッドハンドの持ち主だよー」と噂には聞いていたのですが、なかなか施術をお願いするという機会もなく(基本健康)

今回の痛みは原因が全く分からなくて、いくら自分で考えたりやってみてもお手上げ状態で、もしかしたら四十肩とかなのかもしれないし(でも手は上がる)とにかく痛いし、私はこの原因を知りたい!という、私の訴えに沿ってくれるのはきっとRieさんなのではないかと、病み上がりの白い顔で、アムステルダムまで足を運んだのでした。

Rieさんはフリーランスのセラピストで、サロンで勤務をしたり、ヘナアート(メヘンディ)を書いたりと精力的に活動をしています。今回は1時間をおまかせで、指圧的な施術とオイルマッサージをミックスでお願いしたのですが、ずっと痛かった身体が、施術直後は痛みを感じないように!!

どうも、腰付近から胸椎を引っ張っているのでは?ということで、やっぱり内臓由来なのではないか言ってくれて、痛みの原因究明へ一筋の光が見えました。内臓自体がよくなっていないので、結局痛みは戻ってくるのですが、施術後は、まさにひと山乗り越えた感じでした。

もともとマッサージやトリートメントが好きで、20代の頃から各国で散々いろんなセラピーを受けてきていますが、Rieさんの施術は間違いなく3本の指に入る・・・というか、ベストワンといっても過言ではない、うまさでした。ぐりぐりゴリゴリという無駄な動きのない、でも確実にほぐしバランスを取っていく、本物の施術です。

ぎっくり腰に腰痛肩こり、整形外科に行くには関門もいくつかあるオランダ暮らし。オランダで、アムステルダムで、良い腕のセラピストをお探しの方には本気でおすすめできる人です。

Rieさんのブログはこちら

RIE さんのブログです。最近の記事は「Wishing you happiness and prosperity! Happy n...」です。

症状の意味。セラピスト、人を癒すということ

私は自分が施術をする側でもあるので、セラピストの在り方だったり、人を癒す行為をするということについては、自分なりに色々考えていることがあるのですが、Rieさんは、セラピストとして信頼できる人、身体や心をケアするサポーターとして優れた人だな、と以前話した時に感じました。

何かの症状って、「癒してもらおう」「治してもらおう」という、人に丸投げの状態ではダメだと思うんです。病気でも今回のように外的な痛みでも、症状が出ているということは、「無理をしているよー」とか「どこかが悪いよー」という、意味のあるサイン。

症状を「治す」ということは、その人の歩んでいるプロセスに大きな外力を加えることになるわけで、施術者としてはそれに寄り添う覚悟が必要なんです。本当の意味で人を癒すということは?人を、人の持つ自然治癒力を信じるということは?そんなことを自分に常に問いかけていたり、生徒さんにも伝えたりしているわけなのですが。

そんな話ができる人というのは、ほとんどいなくて。Rieさんはその話しがすんなりと通じる人のひとりです。

最寄り駅から我が家に向かう途中の風景。天国かと思うよね。

その後の体調

どうやらリンパ系や、過去にデング熱の時に散々痛めつけられた脾臓がインフルエンザ菌にまたやられたのが原因ではないか、と。さらに振り返ってみると、いつもこの時期には、脾臓トラブルを起こしていたみたい。

その日からフェンネルのハーブティーやらビーツジュースやら、かぼちゃやら、脾臓ケアの食品を飲んだり食べたり。アロマも使って、レメディも摂取して。だいぶ良くなりました。それでもまだ痛い時もある、インフルエンザ発症から5週目。重い腰を上げてハウスドクターにも行ってきました。

とにかく、脾臓が心配。あとは、血小板減少症の疑いで血液内科に通っていたこともあるし、もしやまた血小板が少ないかも、とか。バリ島暮らし後、動悸が出やすくなって、もともと不整脈の疑いとかもあったわけで。もう、私の血液関連よどうした!!!みたいな気持ちで。インフルエンザ後もとにかく咳がひどく、肋骨も痛めたし、咳は止まってからも感染を起こした色の痰は出ていたし。既往歴とか洗いざらい先生に聞いてもらったんですよ。

そしたらね、先生

インフルエンザからまだ5週間でしょ。今はリカバー期間だよ。1週間後には、2週間後には、また少し良くなるよ。マッサージをしておきなさい

って(笑)脾臓の触診と、肺の音と脈を確認してもらって終了。

うちのお医者さんはアントロポゾフィー(シュタイナー医学)の先生なんです。ちょうど1年前の次男の大出血事件の時も、何もせず。傷すら診ずw

アロマ会、相方 の演奏会やらヨーロッパツアー準備でドタバタとした日々。今日は備忘録的に、次男が前頭部をぱっくりと切った話と、オランダ、ハーグ...

その後は、5/25に施行されるGDPRというヨーロッパの個人情報保護法の話で盛り上がり、データの移行がなんちゃらだとか、先生のキャラにもすっかり癒されて軽い気持ちになりました。とりあえず先生の簡単な診察で、異常はなくって良かった。

まだ痛みはあります。でも、かなり良くなってきてる。自分でドツボにはまっているときに、的確な施術を受けたおかげで、自分の体の心地よい方法を、ずっとずっと探す、ということにフォーカスできてる。6月になってもまだ痛むようなら、もう一度ハウスドクターでチェックしてもらったほうが良いのかなぁ。

ヨガをしたり、身体によいものを食べたり、もちろんお酒や甘いものだって、身体が欲すればいただく。自分の身体とのこれからの付き合い方を考えてる。年を重ねて、無理ができなくなってきて、良い意味で甘やかし上手にならないといけないのかな。自分も他人も。


徒歩4分のカフェがおいしいって奇跡

Rieちゃん、ありがとう!!自分にフィットするセラピストが同じ国に住んでいるというのは、本当に心強いことです。

お読みいただきありがとうございます。

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