海外でおいしいお茶を飲むなら。お水の選び方!

台湾暮らしですっかりお茶にはまってしまった我が家。もはやNO TEA NO LIFEです。今日は海外暮らしでも、お茶を楽しんでいただきたい、そんなお話しです。

引っ越しは茶葉とともに

オランダに引っ越してくる時も、服よりも茶葉を選び(笑)段ボール1箱台湾茶や日本茶の茶葉を運んできました。こちらでもお茶屋さんに顔を出していい茶葉を見つけると、買ってしまうので、本当にたくさんの茶葉があります。

こちら台湾茶チーム。台湾の茶葉は、まさに「人と関わってやってきた茶葉」ばかりで
パッケージを見ると思い出す思い出がいっぱいで涙がでそうになる。思い入れが強すぎて飲めないものもあります。基本的に有機や野放茶です。

私と相方は、ほぼ、お茶を飲まない日はないし、多いときには一日3回くらい飲んでいます。子どもたちもお茶が大好き。彼らにとって茶芸の真似事は、遊びのひとつにもなっています。

こちらは日本チーム。緑茶からほうじ茶、お抹茶まで取り揃えております。

いい香りだし、おいしいし、最高。
この冬、ひどい風邪やインフルエンザなどを引かず乗り切れたのは、お茶のおかげか、それとも殺菌力の強いアロマハンドソープのおかげか。

この器は、台湾在住のフランス人の友達が作ったもの。お抹茶茶碗ではないですが。

硬水ではおいしいお茶が入らない?

オランダの水道水は、沸かさずにそのまま飲めるし、カルキ臭くなくて美味しいです。数値を測ったわけではないですが、今まで住んでいたバリ島、そして台北と比較しても、あまり硬いお水ではない、と思います。でも日本よりは硬いと思う。
お茶の味の違いはもちろんなのですが、お料理の出汁の抽出具合や、髪の毛を洗った時の違い、また、家族に硬い水を飲み続けると結石ができやすい人がいるので、そのあたりも参考にした体感値です。
我が家では、コーヒーや紅茶(中国茶ではなくイングリッシュティー)を入れるときは水道水を使っています。日本茶や中国茶は、水道水だとやっぱりいまいち美味しくないと思い、市販のお水を購入しています。


一般的に、特に日本茶は軟水で入れないと美味しく飲めないと言われています。確かにその通りだと思う。中国茶も、あまり硬すぎるお水は合わないのですが、好みもあるのかな。
私たちは、軟水で、低めの温度、じっくり甘味を引き出したようなお茶が好きなので、水がなくなると、雨の中でも買いにいきます。
軟水だと、抽出されやすく、硬水だと、ミネラル分が強く出るので抽出しにくく、逆に香りが立ちやすい、というのが通説。

これはオランダの友人宅でいただいたものwith虎屋の羊羹。こちらにある器を利用して、かわいく、おいしく。素敵な時間。

お水の硬度の見方

カルシウムとミネラルの含有量でお水の硬度は決まります。0-100mg/l が軟水という分類にあたります。

硬度=(カルシウム量mg/l×2.5)+(マグネシウム量mg/l×4)

例えば、オランダで一番飲まれていると思われるミネラルウォーター
カルシウムが4,5mg/l マグネシウムが1,7mg/lなので 18,05。超軟水。

あとは、赤ちゃんのミルクに適したものとして売られているお水は、ミネラル分が低いです。それも判断の目安かな。これも左側に赤ちゃんマークが書いてあります。
(ちなみに粉ミルクは各国でミネラルが別途添加されてたり、その土地のお水に合うように作られていることが多いです)

もうひとつ、よく買うフランス モンカルムのお水はこちら。

カルシウム3mg/l マグネシウム0,7mg/lなので10,3 こちらも超軟水。
60くらいの数値がお茶には向いているという説もあるので、いろいろ実験中です。

水って、ほんとに違う。

大人の体の60-65パーセントは水分と言われていますが、飲む水を変えることで、お肌も、髪の毛も、お通じも、結構いろんなことが変わります。お茶だけでなく、お米を炊くのも、お出汁を引くのも、やっぱり違う。

そんな水の変化も楽しみながら、大好きなお茶はぴったりのお水で飲む!

なんて素敵なご褒美!

ぜひうちにも、お茶を飲みに来てくださいね。

お読みいただきありがとうございます。

アロマやハーブについては、実験や考察的な内容も含みます。制作は自己責任で。正式なレシピは、ご自宅で好きな時に学んで質問できる、オンラインテキストの販売を行っています。

 

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