バスやトラムが発達しているオランダ。自転車がなくても暮らしていける、といえば暮らしていけるのですが、平坦で走りやすい道路には、やっぱり自転車が便利。なんていったって使うのは体力だけ!オランダに来て4か月目に入った、、我が家の自転車あれこれ。
現役の自転車その1 その名も「おばあちゃんの自転車」
これはfacebookページのセカンドハンドで買った自転車70€。ハンドブレーキもなく、ペダルを後ろに漕ぐことで止めるタイプ。購入後、後ろタイヤの交換が必要で、工賃を含め70€の修理費がかかっています。シンプルで腰を立てて乗れるので、楽に漕げる。伝統的な形で、Oma fiets おばあちゃんの自転車と呼ばれているタイプです。
ハンドブレーキがないの、わかりますか?赤いのはチェーンです。
これは9月半ば、クリンゲンダール公園にて。さわやかな気候だったなぁ(懐)
現役の自転車その2 長男の自転車
2代目自転車。これもFacebookページのセカンドハンドで100€くらい。マウンテンバイク?シティバイク?(自転車のことはよくわからない)shimanoのギア付きです。Vブレーキで、パットがすり減っていたので交換。1軒目の修理屋さんでは「交換不要」と言われたのだけど、どう考えても減ってるしブレーキが効かないので、別のお店で交換。お年頃の男子は、自転車の見かけについても色々要望があって、ちょっとめんどくさい・・・
Facebookページは、「地名+buy and sell」とか「地名+fiets(自転車の意)」で検索して出てくる、非公開のグループに入っていて、気に入ったものがあると売主にコンタクトを取って見に行ったり、購入したりできます。
この自転車は2台目。1台目については後記します。
現役の自転車その3 子ども載せ自転車
子どもを2人乗せられるように改造した自転車。これは町の中古屋さん兼修理屋さんでゲット。よくメンテナンスされた自転車が並んでいて、状態は良かったです。子ども二人載せると40キロ近くなるので、ギア付き必須。
本体と前面のシート(このシートも市販されてる。100€前後。自転車のタイプによって違う)、取り付け工賃で450€くらいだったか。中古自転車は250€を超えると良い品物が多いよという友達の言葉を聞いて選んだのですが、確かに!全然違う。
おばあちゃん自転車もこれも、ぎりぎりまでサドルを下げて、なんとかつま先がつく程度。やっぱりオランダの人は大きいんだなぁ。慣れるまでちょっと大変でした。
これで、前後に乗せたり、前に子どもを乗せて後ろに買い物を載せたりして、毎日活動しています。後ろの子ども載せは2つもっています。50-70€くらい(お店で値段がかなり違いました)
盗まれてしまった長男の1台目、新品折り畳み自転車
オランダについて1か月、長男の誕生日に買ってあげた新品の折り畳み自転車。bol.comというサイトで182€で見つけたもの。中古の価格を考えると&折り畳みということを考えるととてもお得!HEMAで売っている折り畳みよりもすごくしっかりしていました。
ドイツから1週間くらいかけて無事届き、とても良い商品で気に入っていたのですが、乗り始めて1か月くらいで、ハーグの Laan van NOIという駅の駐輪場に止めていたところ、盗まれてしまいました。ダイヤル式の鍵じゃだめだったか・・・これです。KS Cycling Vouw fiets
長男、悔しくて号泣。そうだよねー。悔しいよねー。チビたちも怒って泣いていました。オランダに来て初めてショックを受けたことかもね。
修理代もろもろが高くついてしまうタイプ
こちらの向かって左は、別の中古屋さんで買った自転車。オランダに来て一番最初に買った自転車で、お値段130€。タイヤが太くて自転車置き場のタイヤホルダーに入らず、あげくタイヤも破損。あまり一般的でないサイズらしく、タイヤ代だけでとても高くて、他にも修理が必要な個所がいくつか。結局自転車ごと手放すことに。フロントがバネ状になっていて、バリ島のお買い物籠だって挟めて便利だったんですけどね。グリップも革だったし。
中古自転車を買うならもうひとつ、Marktplaatsというサイトがあり、そちらは、補助なしにあっという間に乗れるようになってしまった次男用の子ども用自転車を探しています。
郵便番号+距離と品名で絞り込めるので、受け取りも便利です。
防犯には良質のロックが大事
自転車大国のオランダ。実は盗難もとても多いようで、「盗難車市場」というものがあるようです。Facebookに載っているものも、中古屋さんにあるものも、盗難車だったりする可能性もあるようです。といっても新品は高い。日本でこんなに高くなかったよなーと思うんですが・・・。こんなにみんな乗ってる生活必需品なんだから、安く買えればいいのに。
自転車を盗まれてしまったショックから、もう二度と盗まれまいと、色々調べました(相方が)自転車の鍵にもいくつかあり、ダイヤル錠や南京錠のように簡単に開けられてしまうものや、チェーン(ワイヤー)部分も工具で簡単にカットされてしまうことがあるみたい。
こういうサイトとかをみて勉強。
youtubeで見ると、鍵の強度実験というか、「こうやって簡単にとれちゃいます」という動画がたくさん載っていて、これ、泥棒が真似するじゃん・・・と無言になったりしましたが、敵を知らねば守れない。
そして自転車止めにくくることなど利便性を考え、評判の高いABUSに。30€ちょっとしました。
くくる時は必ず、タイヤと、フレームを通してから、自転車止めのポールに固定することを基本に。場合によっては2種類の鍵で、ダブルロックしています。
自転車は消耗品とあきらめたくない
とりあえず、ここ1か月は盗難などもなく、平和な日々を過ごしています。自転車は盗まれてしまうもの、とはいうけれど、あきらめたくない。だって高いもん!多い時には一日20キロ以上の距離を走ることもあるオランダでの自転車ライフ。慣れてしまえば快適なので、もうなくてはならないものになっています。今後も盗難に注意しながら、楽しんで乗ろうと思います。