食べることってなんだろう。子ども食堂のことを考える。

先日インターネット上で見かけて、
Amazonで購入していた本が
手元に届きました。

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社会運動の424号
深刻化する子どもの貧困
子ども食堂を作ろう!

です。


「子ども食堂」という言葉を目にするようになる前から
(不特定多数)の子ども達と、(経済的なことは置いておいて)
食卓を囲むということについて
漠然と抱えている思いがあって。
今日はそんなことを書いてみようかなと思います。

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12歳が感じた衝撃

この本の特集では「食べられない子ども達」、
子ども達が直面している、貧困に対する
子ども食堂のアプローチが特集されています。
うちの12歳長男は、この特集を読んだことで、
とても衝撃を受けたようでした。

バリ島に住んでいたときは、子連れの物乞いを見たりして
「食べることに困っている人がいる」という事実は
目にしていたわけだけど
(物乞いっていう定義も色々ですが)
日常的にあの日本の風景で暮らし、学校に通う子ども達の中に
「食べること」に困っている環境に暮らす子がいるというのは
ショックだったようです。

今は実際に日本に暮らしているわけではないけれど、
日本にいた時にも、肌で感じたことはなかったんだと思う

しかし、実際我が家も、
シングルマザー時代、私が会社を辞めて独立して仕事をはじめた頃、
保育園料や家賃を支払ったらお財布に50円しか入っていない日があって
どうしよう、今日はお米と、あとは野草を天ぷらにするしかない
って時も、ありました。

あれ、田舎暮らしじゃなかったら、
お米しか食べるものがなかった。

バリの景色を見ていると、何か災害があったり、お金がなかったりしても
庭や川縁に生えているもの食べられるよね、とか
そういう精神的な安心感を得られるなぁと思うのだけど
台北に戻ってくると、「もしも」のとき
私はどうやって子ども達を食べさせていったらいいんだろうと
途方に暮れてしまうところがある。
都会暮らしってそうだよね。
自主的に備蓄していないと、とたんに食べられなくなる可能性がある。

都会に暮らしていると、人は本能的に、
「食べられなくなる不安」を抱えて生きているのではないか

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これはウブドのsecret gardenで食べたインドネシアンカレー。
お米をはじめ、スパイスやレモングラスや、バリで採れるもの盛りだくさん。
豊かだなぁ

食べることは生きること

身体を維持していくための「食べる」ということ。
貧困の子ども達の発育には欠かせないものだ。

実際に食べることができず、餓死していく子ども達がいる以上、
栄養学的な食事の摂取ということは大切だと思う。
しかし、この特集を読んでいると
温かくなる心がある。

「食べればよい」ということだけではない
「食べる」という姿が見えてくる。

たくさんの人の寄付で集まる食材
集まる人のことを考えて作られる食事
人と一緒に食卓を運ぶ中で生まれるコミュニケーション
栄養学的に満たされた食べ物を摂取することだけではない
「食べる」の姿がそこにあって
それが「生きる力」に繋がるのだろう

なんだろう、この思い。

たぶん、これは「愛」だ。

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これは帰りの飛行機のベジタリアンミール。
一応頼んでおいたのだけど・・・・ね。

命をいただくこと

お肉やお魚を食べようが
野菜やナッツを食べようが
それは、別の生き物の命をいただいていることに他ならない。

佐藤初女さんは、
「料理は命の移しかえ」だとおっしゃったけど
↓以前の投稿はこちら↓
http://hitomiarai.info/2016/02/01/onigiri/

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バリ島でも、初女さんの背中に会って来たよ。
今日は背中画像だけチラ見せw

食材から料理へ、そして人へ
きちんと命を移していくには
愛とか慈しみが多分不可欠。

工場で作られたレトルト食品だって、コンビニ食だって
もとは「命」から作られているものなのだけど。

実際に三食食べていても、
満たされていない子ども達はいて
それは、別の視点からみたら「貧困」かもしれない。
でもさ、やむを得ないことだって、ある。

食事という文化

私がずっと「子ども食堂」のことが気になっていたのは
貧困対策というよりも、

生産者の方の顔が見えたり、
自分で育てたものを食べることだったり
調理するときにその食材を大切に扱うことだったり
体調や、その季節にあったもの、そして伝統的な食事だったり
食べるときの「いただきます」の言葉やマナー

つまり食事の文化的な面を子ども達と共有したいという
そういう思いからなのかな、と思う。

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昔、子ども達を集めて自然体験やアートプログラムをしていたときは
「食べること」の楽しみがあった。
普段と違う子達と、違うものを食べることで
新しい発見があったりして、
子ども達がとてもキラキラしてたなと思う。

この特集で、
私も、長男も、「食べること」について
またひとつ、考えることができて
良かったです。

おすすめ。

お読みいただきありがとうございます。

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